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本との付き合い~私流 [読書・言葉備忘録]

fusen2_1.jpg 年末です。「そうだ本、捨てよう」と思った。すでに沢山の本を捨ててきたが、連なる三つの本棚にまだ本が詰まっている。やはり本は増えて行く。

 「蔵書趣味」微塵もない。「図書館本=自分の蔵書」と思っている。徒歩圏内に新宿中央図書館、大久保図書館、戸山図書館がある。そこに読みたい本がなければ区の図書館は7館ほどで、自転車を駆って四谷、角筈、鶴巻、中町などの各図書館へ。そこにもなければ他区の図書館へ。今は各区図書館の蔵書がネット検索できるから、概ねどこかでヒットする。さらには貸出なしだが有栖川公園の都中央図書館へも行く。図書館本は貸出2週間。期間内にせっせと読んで返却し、そのついでにまた借りる。

 一方、手許に置きたい本、書店で求める新刊、古本市も好きだし、近くの早稲田通りには古本屋が軒を連ねていて、ブックオフもある。やはり本は増える。

 自分の本は遠慮会釈なく「書き込みを入れる」主義です。一方の図書館本は書き込みご法度ゆえに「付箋」を使う。捨てる本に昔の付箋(紙製、自分で細く切ったりして~)が付いていた。昨今の付箋はビニール系の新素材・新体裁の各種があって楽しい。

 図書館本には誰が書き込んだかの「メモ・線」がある場合が多い。「ははぁ~ん、こんな個所にチェックを入れたか」と微笑ましく思う事もあるが、返却時に〝自分の仕業〟と思われたくないから、そんな個所に出くわせば丁寧に消しゴムで消しておく。

 机脇に図書館本の「貸出シート」が貼り重ねられている。1年もそうしていると〝塊〟になって、これも年末に捨てる。一度、年間読書を数えたことがあったが100冊ほどだった。

 捨てる本を紐で括っていたらかかぁが笑った。「たったそれだけかぇ。未練がましいねぇ」。自分でも死ぬ時までに「きれいさっぱり1冊もないが理想」だが、なかなかそこへ到達しない。

 ※23日:国立青少年教育振興機関の全国20~60代の男女5千人調査で、1ヶ月で「紙の本」を全く読まない人が49.8%と発表した。若者に限らず60代も44.1%とか。「こりゃ~、驚いた」

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