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吉野彰氏がセンター長に就任(8) [異常気象と地球温暖化]

taifu_1.jpg 写真+駄句「かつてなき台風の牙無残かな」(平成30年・2018年の台風24号による倒木)。

 今回は最近の報道より、日本の「二酸化酸素除去」の取り組みを探る。1月17日に一瞬気になるニュース映像。詳細知りたくも翌日の新聞報道なし。ネット検索で同映像は総理官邸とか。その内容は~

 政府は二酸化炭素の削減につながる新しい技術の開発拠点を作り、その責任者にノーベル化学賞・受賞の吉野彰氏を任命。安倍首相の例の人気取りパブのひとつで、マスコミも無視したか。

 後日、経済産業省の「産業技術総合研究所(産総研)」の1月7日のニュースリリース他を見た。詳細は次の通り~ 低炭素社会に向け産総研が「ゼロエミッション国際共同研究センター」を1月29日に設立。その初代センター長に吉野彰氏が就任。

taifu24go.jpg 産総研つくばセンター研究所を約90億円で改修して研究拠点にする。他に臨海副都心センター、福島再生可能エネルギー研究所、関西センターを有機的に結び付ける。当初は産総研の研究書100人ほどで立ち上げ、その後に海外からの研究者を迎え300~400人体制へ。「再生可能エネルギー」分野、「カーボンリサイクル」分野、「次世代エネルギーシステム」分野を設ける。

 29日に上記開設を日経ネットニュースが報じていた。概要は~ 産総研は29日、低炭素社会の実現に必要な革新技術を研究するセンターの設立記念シンポジウムを開催。中鉢理事長は「各国との強力な連携体制のもと研究が加速され、地球規模の環境問題解決に貢献することを願う」と挨拶。

 シンポジウム終了後の式典で、センター長就任のノーベル化学賞受賞・吉野彰(旭化成名誉フェロー)が挨拶。「環境性と経済性と利便性を同時に満たすのは非常に難しいが、可能にするのがイノベーションだ」と強調。式典には安倍首相や経産相も出席。

 もう少し詳しく知りたく、再び「産総研」サイトを閲覧。~昨年10月9日、首相官邸で安倍総理主催の「グリーンイノベーションサミット」が開催。今週開催の一連の国際会議(TCFDサミット、ICEF、RD20)の代表者が集まり、脱炭素社会実現に向け、非連続なイノベーションを加速化してゆくための意見交換が行われた。サミット終了後、国内外の有識者約200人を集めたレセプションを開催。

 どうも彼らのやることは魑魅魍魎的な動きで、よくわからない。ゼロエミッション(zero emission)=環境汚染、気候混乱を生む廃棄物を排出しない仕組み)。経産省のTCFD、ICEF、RD20って何だ。例の「天下り」の新たな団体? 1月25日の新聞には「国からの不正受給2億6500万円 エネルギー総合工学研究所」の報道があったばかりで~。

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