SSブログ

都庁・ピアノ・コロナ・五輪・嘘つき [散歩日和]

tocyo45_1.jpg 26日報道で、新型コロナウイルスの影響で「都庁45階展望室」が一時閉鎖とか。訪問客は年間200万人らしい。

 小生も同展望室からの、東は超高層ビル群と海越えの房総半島、西は富士山までの眺望が好きで時に訪ねる。元気ならばウォーキングを兼ねて訪ね、空の塩梅が良ければ、ソレッて感じで大江戸線に飛び乗って「都庁前」下車。いつも外国観光客でいっぱいです。

 その展望室に、昨年春頃から〝草間彌生の水玉模様の装飾ピアノ〟が置かれ、腕自慢たちが順番を待って次々に演奏。生ピアノが展望室に響き、それは凄い迫力です。写真は閉鎖前の「ストリートピアノをストリートスナップ」。

 新型コロナウイルスの影響は、都庁展望室に限らず、唐突な「小中高校と特別支援学校の臨時休校の要請」に及び、日本中が大騒ぎになっている。感染者は「南極以外の全大陸」に及んでパンデミック(世界的流行)の様相。オリンピック開催も怪しくなってきた。

「モリカケ~桜を見る会」などの様々に続き、〝彼〟はまた今夕の記者会見でどんな嘘をつくのだろうか。(追記:幼児性が伺える薄っぺらなパフォーマンス。どん底まで堕ちた記者クラブ。それらに振り回される悲しき国民~)

nice!(0)  コメント(0) 

旧「日テレゴルフ場」のスナップ [スケッチ・美術系]

nami_1.jpg ソール・ライターが「イースト・ヴィレッジ」ならば、小生は「イーストサイドスクエア」のスナップ。大江戸線「東新宿」直結の「新宿イーストサイドスクエア」(2012年竣工)はオフィス・商業複合ビル。

 昔の「日テレ・ゴルフ打ちっ放し場」です。小生も若い時分は、ゴルフコンペが近づくと、よく通ったもの。今は「イーストサイド~」なんぞ長ったらしい名で、ウチでは今も「日テレ」です。ゴルフ練習場の前は、確か「正力松太郎」が野球場を作ろうとしたと佐野眞一『巨怪伝』に記されていたように記憶する。

 ウチの傍にスーパーが2軒あるも、少し歩きたくて「日テレ」隣の「マルエツ新宿六丁目店」へ行く事も多い。この写真は、その際に撮ったもの。曲線階段が面白く、右側の外国人カップルが「暖色ファッション」ならば~、いや雪の日で赤い傘をさしていたならば~と「ストリートスナップ」には、「タラレバ」がつきまとう。

east1_1.jpg 写真下も同場所。子供の自転車か服が「赤」だったら~とこれまた「タラレバ」。まぁ、そういうワケで、良い写真は〝偶然・タイミング〟次第。

 昔、鳥撮り遊びをしていた時のこと。希少鳥の出没場所に椅子に座り、ひたすら鳥の出現を待っているオジさん達がよくいたものだが、あたしは「せっかち」ゆえ、待つより歩き回ってシャッター・チャンスを求める性質(タチ)だった。ソール・ライターはどっち派だったのだろうか。

 それにしても、街に「暖色系」が少ないことに改めて気が付いた。暖色に限らず「彩度の高い色」も少ない。また撮るべくベストチャンスが巡ってきても、カメラ無携帯ではどうしようもない。

 過日、カメラをビルの合間に何気に向けたら、偶然にもギターを抱えた少女が大股開きで、向こう歩道を青年か歩いているちょっといい写真が撮れた。それは写真容量が大きいhttps://squatnote.exblog.jp/」にアップした。

nice!(0)  コメント(0) 

映画「ソール・ライター」を観て③ [スケッチ・美術系]

sibuya2_1.jpg 映画『写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと』観賞後は、ちょっとソール・ライター気分で渋谷駅へ向かった。

 まずは「109の道路向こうの吉野家」(2月17日のブログ写真)を撮った。彼の写真のように雨・傘・赤い傘・雪もないので、1/10秒でボケ味を狙った。吉野家の隣のパチンコ屋の派手ネオンが、手前の車に反射してブレ、ちょっと面白い写真になった。

 さらに渋谷駅に向かって歩く。電灯円柱で縦1/3の構図。その円柱には「永遠のソール・ライター」広告。光る歩道、中央に傘を持った女性、遠景は明かりが点いた渋谷スクランブルスクエア。今まで意識なしで撮っていた「スナップ写真」に、ちょっと興味が湧いて来た。

 彼の代表作の幾作かに、画面片隅にお洒落ファッションの女性が写っている。小生憶測では、これは恋人でモデルの卵ソームズを立たせた〝やらせ〟じゃないかと思う。そんなにうまい具合のシャッターチャンスは滅多にない。

 渋谷で撮ったカメラは「ポンコツ・コンデジ」(愛称ガラケーならぬガメラ)で、9年も前にポタリング携帯用に買ったもの。もう不具合続出だが、このカメラを両手で包み込むように持つと掌に収まり〝隠し撮り〟に最適。特にシャッタ―音が蚊の鳴くような音(消音設定)で、周囲の人にも撮ったことが気付かれぬ。それでいてスマホと違って絞り、シャッター、ISO設定も可。散歩中にポケットの中に収まる260g。jidori.jpg このカメラで、もう少し「ソール・ライター風ストリート・スナップ」遊びをしてみようかなと思った。

 なおストリート・スナップは「肖像権・著作権」に要注意。撮影禁止場所ではないこと。人物が風景一部のレベルであることが肝心。あたしのブログでは、人物は風景一部でも、ちょっと顔のボカシを入れてアップすることが多い。むろん他家を覗き撮れば「プライバシー侵害」。性的覗き撮りは「盗撮」で罪になる。

 ソール・ライターの「セルフ・ポートレート」も注目とか。あたしも昔にセルフ・ポートレートを撮ったことあり。銀杏は葉が黄色くなった後の、ある時期になると一気にバラバラと落葉する。その美しい様を撮っている自分~。

nice!(0)  コメント(0) 

映画「ソール・ライター」を観て② [スケッチ・美術系]

saulleiter_1.jpg ソール・ライターの写真代表作は、隠棲するずっと前の20~30歳(1940~50年代)作とわかった。例えば『足跡』(雪と赤い傘)は27歳頃(1950)、『Dont' Walk』(赤信号)や雪の『郵便配達夫』は29歳頃(1952)で、『看板描き』は31歳頃(1954)の作。

 その頃のソール・ライターと時代背景を知る必要があろう。あたしにとっての「イースト・ヴィレッジ」はヘンリー・ミラーだった(20歳の頃に彼の著作を読み漁った)。性と文学の彷徨・模索をしつつ、36歳で水彩画展を開催。

 ソール・ライターがファッション誌で活躍し始めた35歳(1958)頃のミラーは、すでに欧州で文学・水彩画の評価を得ていた。ライター38歳(1961)の時に、それまで輸入禁止(猥褻小説)だった『南回帰線』『北回帰線』の米国版が初めて発売。『南回帰線』はマンハッタンとブルックリンで暮した自伝的長編。(改めて読んでみたいが先へ進む)

 そして1950年代の「イースト・ヴィレッジ」はビートニックの時代。ジャック・ケルアックはライターの1歳上。『路上』刊がライター34歳の時。アレン・ギンズワークは3歳下。『吠える』刊がライター33歳の時。ウイリアム・バロウズは9歳年長で『裸のランチ』刊がライター36歳の時。ギンズバーグが「イースト・ヴィレッジ」で亡くなったのが、バロウズの死と同じ1997年。ライター74歳の時だった。

 ユダヤ教聖職者家の出のソール・ライターには、ヘンリー・ミラーの奔放な性の世界、ビートニックのドロップアウトとドラッグの世界に飛び込むには相当に無理があったが、彼らの詩や小説を貪り読んだに違いない。さらに「イースト・ヴィレッジ」は60年代にヒッピーの街になった。

 ソール・ライターは彼らの世界を横目にファッション誌の写真を撮り、あの「ストリートスナップ」を撮った。彼は何故アンダーグラウンドの彼らを被写体にしなかったのか。小生の若い頃の知人写真家は、怖い方の刺青や怪しい場所を撮っていたし(有名写真賞を受賞)、擬似強姦写真でカメラ雑誌掲載は1964年の五輪に東京脱出して伊豆で遊んだ友人だった。

s-nudes_1.jpg ソール・ライターには聖職者育ちの影響が相当に強かった、と容易に想像できる。激しく変化する新カルチャーの大洪水のなかで、彼に出来たことが、あのストリートスナップだった。

 そこには絵画面のジャポニズム、ビートニックらに影響を与えた鈴木大拙の「禅」、さらにはドイツを脱出した「バウハウス」系のデザイナーや写真家の影響も推測される。2歳年上の石元泰博はシカゴのニューバウハウス系で写真を学び、1960~63年のシカゴを撮った写真集『シカゴ、シカゴ』を1969年に刊。ソール・ライターはそうした構図理論に雪・雨粒・傘・滴・一瞬の美・脆さ~など現実(リアル)を超えた独自世界を写真にしたと考えていいだろう。

 老人になってからの写真代表作がないのは何故か。そのパターン完成から、さらに弾ける挑戦をしなかった、出来なかった。老いてからは写真より絵に情熱を傾けたように推測する。

 映画は89歳没の1年前製作だが、ガッシュで紙焼きに上塗りする際の紙焼きを現像所から受け取るシーンが映されていた。「上質紙の方が絵具のノリがいいでしょ」なる言葉入り。その紙焼き写真の上にペインティングされた絵が、実に素晴らしい。

 それらは2015年刊の画集『painted nudes』に収録も、あたしには手が出ぬ6千円。そのヌード写真の多くが恋人ソームズの若き日の姿だろう。艶めかしい裸体に、かつて生命力が弾けただろう頃を蘇らせるような明るい色彩が躍動している。

 映画『ソール・ライター』から、まぁそんなことを思った次第です。もうひとつは小生は老人らしく「もっとゆっくり歩き、ゆっくり考えること」が必要だなと反省したこと。

 挿絵上は彼の代表写真の~らしき図。挿絵下は小生にヌード写真の持ち合わせ?なしで、数年前に描いたマティスの簡易模写絵の上からソール・ライター風色彩で即興ペインティング。あぁ「せっかち」はいけませんね。彼のように今日は一筆、明日に一筆のペース。描き直しましょうか(似顔絵共々描き直しました)。

nice!(0)  コメント(0) 

映画「ソール・ライター」を観て① [スケッチ・美術系]

s-leiter_1.jpg 2月9日のテレビ「日曜美術館」が「ソール・ライター」だった。後半から観て「おや、NYの隠棲者」と思った。日本で隠棲者と云えば鴨長明、吉田兼好、横井也有~、新しいところでは永井荷風も挙げようか。

 同展開催「渋谷bunkamura」のル・シネマで映画「写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと」上映中。アカデミー賞「パラサイト」を止めて「ソール・ライター」を観ることにした。

 映画はライター89歳逝去の前年2012年製作。冒頭~ 彼の乱雑な仕事部屋(60年間住んだイースト・ヴィレッジの部屋)でのモノローグから始まった。「私は大した人間じゃない。映画にする価値などあるもんか。でもまぁ、仕方がないか。ふふふっ~」

 乱雑部屋での写真探し(整理)。昔の紙焼き、リバーサルフィルム(スライド)、亡き恋人ソームズ(モデルの卵時代から彼と深間で同建物に住む。ライター79歳の時に逝去)の部屋での探し物。時にカメラ片手に近所を散歩。彼の名言(箴言)13に分けた構成。

 凝った演出・衒いなしで〝老人ペース〟でゆっくりと進行する。小生、途中でちょっと眠くなった。そう云えば先週のこと、中野のカフェで隣席に、彼と同年配風の老人が座った。バッグから大判のクロスワード表を広げた。老人はそうして過ごすのが日課らしい。

 その爺さんに、カメラを持たせれば〝ソール・ライター爺さん〟になるような~。独居部屋でスケッチ帳に少しだけ絵筆を動かし、部屋の整理をし、カメラ片手に近所をゆっくりと散歩する。映画ではベンチのOL風のミニスカートから伸びた脚を撮って「いい写真だろ」(盗撮っぽい)とニヤリと笑った。

 1923年(大正12年)生まれ。父はユダヤ教聖教者。自身も神学を学んだが嫌気を覚え、画家志望でNYへ。あぁ、そんな画家がいたなぁ。ゴッホだ。ゴッホも牧師一家の子で、伝道師見習いから画家転向。ライターは画の勉強中に当時開発されたばかりのカラー写真に目覚めた。

 35歳頃からファッション雑誌で活躍。やがてNY5番街にスタジオを構えるほどの花形写真家へ。58歳(1981)でスタジオを閉めた。彼の晩年のアシスタントはこう語る。「モデル撮影に大勢のビジネスマンがついて来て〝あ~だ・こ~だ〟。ライター、耐え切れずにスタジオを出て行った」。それが〝隠棲〟の始まり。やがて電気代も払えず、友人たちの援助で暮すことになる。

 彼の代表作は隠棲後の作と思っていたが、改めて代表作を確認すれば、ほとんどが隠棲のずっと前の30歳代(50年代)作だとわかった。昔のイースト・ヴィレッジや橋を渡ったブルックリンはヘンリー・ミラーが育った街で、50年代はビートニックの街、60年代はヒッピーの街だった。次回はその辺を探ってみたい(ここまではネットに満ちるソール・ライター関係記述を参考にした)。彼の写真は素敵だが、それに負けず劣らぬ絵がすごくいい。挿絵は「ふふふっ」と笑う彼の似顔絵(描き直した)。50年ほど連れ添ったというソームズは、果たして幸せだったのだろうか。(続く)

nice!(0)  コメント(0) 

「ダイヤモンド・プリンセス号」の広告 [暮らしの手帖]

cruise_1.jpg 隠居ゆえ通勤電車に乗らぬが、13日に「副都心線」に乗った。こんな車内広告があって驚いた。「今年のGW旅行はクルーズで!ダイヤモンド・プリンセス キャンペーン」。

 新型コロナウィルス集団感染で、連日世間を騒がせている横浜・大黒ふ頭のクルーズ船の、GWツアーの募集広告。あたしは目ン玉剥いて見入ったが、他の人は同ポスターを見馴れているのか、特別の反応なし。

 あたしが思う〝フツーの感覚〟ならば、これほどの騒動になっているのだから、ツアー募集の車内広告は即、中止だろうに~。そんな臨機応変が出来ない=今回の集団感染のような気がしないでもない。

 ダイヤモンド・プリンスの筆頭株主は、102隻所有の「カーニバル ピーエルシ」。日本法人は株式会社カーニバル・ジャパンらしい。感染陰性の乗客らの下船は今日から始まり、各国が自国民をチャーター機で退避させるとか。そしてGWには各社・各船の新たなクルーズが始まる? 「桜を見る会」のホテル明細書、政治資金収支報告書など、あたしの〝フツー〟がガラガラと崩れ出している。

nice!(0)  コメント(0) 

吉野家「アタマ大盛り」 [暮らしの手帖]

yosinoya_1.jpg 今までにポタリングやウォーキング途中で「吉野家」に入ったことが幾度かある。ご飯量に比して肉が少なく、ならばと「大盛」を注文してきた。だが、それは具が多いわけではなく、飯が多かった。年寄りだから、そんなに食えるわけでもなく、いつも大盛り注文ながら飯を半分ほど残すのが常だった。

 「具だけが多い注文は出来ないものだろうか」と思いつつも、重要な問題でもなく放っておいたが、ついにネット調べ。それは「アタマ大盛り」と云うらしい。某日、野暮用で江戸川区へ行った際に「吉野家」へ入った。

 そこは食券販売機はなくて女性店員がいた。「ア・ア・アタマ大盛り」。飯は〝並〟で、肉が少しだけ多かった。念願を果たして満足なり。

 そこへ中年サラ―リマン風が店に入ってきて、こう注文した。「ライザック生サラダ。PayPay払いで、Tポイントも~」。これには参った・驚いた。「アタマ大盛り」で吉野家に一歩近づけたと思ったが、また遠のいた。

 いつか、あたしも「ライザック生サラダ。PayPay払いで、Tポイント~」と行って見たいが、きっと、そんな日は来ないだろうと思った。時代は進んでいる。

 写真は「渋谷109」横の吉野家。F/8、1/10秒。いま流行の〝ストリート・スナップ=ソール・ライター風〟に撮ってみた。手前の車のネオン反射した赤い光のブレがミソ。なぁ~んちゃって。

nice!(0)  コメント(0) 

新宿低空ジェット機とお嬢さん [異常気象と地球温暖化]

jyukujet_1.jpg 1週間前の新宿ウォーキング。韓国観光客の姿が消え、今は中国観光客も消えた繁華街だが妙に騒がしい。街に響く重低音だと気付いた。伊勢丹上空を10分程の間に低空ジェット機が次々に飛んでいたた。「新羽田ルート」3月29日からの運用に向けた実機試験らしい。

 そして2月11日。夕餉食材を購って「スーパー」を出ると、ゴォーッと重低音。見上げると夕陽を浴びた低空ジェット機。買物袋を家に置き「おまいさんも好きねぇ」の声を背に、一眼レフを手に家を飛び出した。明治通りを職安通りの交差点へ。ひっきりなしにジェット機が飛んでいた。

 交差点角でカメラを構えた。その横にピタリと素敵な若い女性。「んったくもう、あのジェット機に頭きたのに、誰も関心を示さない。低空ジェットと無関心な人々に怒りつつ新宿から歩いてきたら、オジさんが写真を撮っていた。あれはオリンピックのためでしょ。そんなものやらなきゃいいのにねぇ」

 マシンガンのように喋り出した。あたしは「騒音だけじゃなく、排ガスも撒き散らしてんだ。オリンピックの〝スムーズビズ〟のポスターを見たかい。世界中から東京へジェット機が集中する絵柄にゾッとしたよ」「あたしはオリンピックの時には北海道へ行っていたいと思ったんだけど、お金がないから~」

 「おぉ、俺はこの前のオリンピックの時に、東京脱出して伊豆で遊んでいた」「ええっ、1964年の」「二十歳だったかなぁ」。共にマスク姿。女の子は帽子にマスク。互いに容貌わからぬまま話は続いた。「あたしは、このまま池袋まで歩くの」「おぉ、俺も昔に歩き過ぎて踵を痛めたことがあるから、ほどほどがいいぞ」「うん、あたしもちょっとヘルニアがあるかなぁ」

gasujet_1.jpg マシンガントークは続く。「でね、あたし、ウォーキングで銭湯巡りするのが趣味なんだ」。彼女が訪ねたあちこちの銭湯の話をする。あたしは若い頃のPR会社勤務時代に、銭湯を盛り上げるキャンペーンに携わったことがある。「銭湯はその頃からずっと頑張っているんだ」と話した。

 「うわぁ、PR会社って興味あるなぁ。それにしてもさぁ、日本の政治家って何を考えてんだかさっぱりわかんないよ。シラ~っと平気でウソをつくし」「ご飯論法か。若いのに政治に関心があるのはえらいなぁ」「んと、オリンピックに金使うなら、もっと他に使わなきゃいけないところがいっぱいあるだろって~」

 歩き出しても話は止まらない。「俺んち、そこを曲がった所だから。歩くの、余り無理をするなよ」「うん、ありがとう」「さようなら」。

 家に戻ってバアさんに「今、若いいい女に逢ったぞ」と云ったらバアさんの眼が厳しくなった。彼女は赤羽か王子かの生まれ。気風よし。小股の切れた感じで、さぞいい女になるだろう。カメラを持っていたのだから、彼女のスタスタと歩き去る後姿も撮っておけばよかったと思った。彼女らの世代、今より日本が良い時代になりますように~。

nice!(0)  コメント(0) 

CO2処理技術は2009年で~(10) [異常気象と地球温暖化]

ondankasyotai_1.jpg 11年も前の2009年9月刊のウォレス・ブロッカー/ロバート・クンジク著『CO2と温暖化の正体』最終の14章「大気を浄化する」、15章「炭素の処分」、16章「気候の修復」が、この辺の取り組みを詳細に紹介している。

 ウォレスは米国の地球科学者(2019年2月、87歳で逝去)。氏の大気中CO2濃度上昇と地球温暖化が比例するとの指摘によって「地球温暖化」なる言葉が使われるようになった。

 ちなみに大気中CO2濃度は「ppm=100万分の1」で計測。産業革命前は約280ppmで、2013年には396ppmで約40%増。何の対策もしないと2100年で1000ppm前後になって気温は4度前後上昇する予測。

 ブロッカーは1991年に「宇宙船地球号(8人が暮す12140㎡の夢想的実験場)」施設長より、CO2を水酸化ナトリウムと反応させてCO2除去装置を設置するも、外気よりCO2が8倍になったことへの対策を求められた。その時に彼の基で働く大学院生が、その装置より温室土台コンクリートがCO2を吸収していることを発見。

 ブロッカーは、理論物理学者クラウスを自分のコロムビア大へ招聘し「大気からCO2を経済的な方法で回収」をテーマに研究させ、技術者ライトと組ませた。彼らは500万ドルのベンチャー投資を得て、CO2浄化装置の試作を開始。

 2009年、彼らはガス化複合発電(IGCC)を完成させ、米国やスウェーデンの電力会社がパイロット・プラントを建設。だがCO2排出は電力発電の他に運輸系(自動車、船、飛行機)の排出量が1/3で、住宅・商業施設の暖房系から10%排出。世界中で化石燃料から排出されるCO2の1年間量は29ギガトン。さらなる高効率な技術が求められた。

 次に試みられたのがCO2を海底に注入蓄積する方法。水深3000mより深く隔離すれば、CO2は水圧で海底に沈む。しかしこの実験は環境保護派が反対。だが同様技術はノルウェーの石油会社が1996年から実施。これはCO2排出1トン当たり50ドル課税で年間5000万ドルを節約するためで、北海の天然ガス田の海底下800mの地層に年間100万トンのCO2を注入。

 また米国の石油会社でも、原油を余すことなく吸い上げるためにCO2を注入する技術を開発し、年間700トンを注入。そのために同社は年間500万トンものCO 排出会社から過去10年間にわたってCO2を購入。またアイスランド政府は、玄武岩層の塩水層(800m)にCO2を注入隔離するプロジェクトを開始など~。

 重ねて記すが、これらはすでに2009年刊の書で紹介されていること。それでも「真の解決策」に至っていないことに注目です。「広く募っていても、募集はしていない」とシラ~ッと答弁する首相の基の「ゼロエミッション国際共同研究センター」(初代センター長はノーベル賞の吉野氏)は、果たしてどんな成果が出せるのでしょうか。

 グレタさんの抗議~「IPCCによる最もよい試算は、気温上昇を1.5度以内に抑えられる可能性は67%あります。その実現には2018年1月1日時点で、放出できるのは残り420ギガトン。現在では残り350ギガトン未満です。今後の8年半のうち許容できるCO2排出量を越えてしまう。~なのに、あなた方が話すことはお金、永遠に続く経済成長というおとぎ話ばかり。よく、そんなことが言えますね」

 以上10回で区切ります。以後、新たに気付いたこと、お勉強したことがあり次第、このカテゴリーに追記して行きます。

nice!(0)  コメント(0) 

経産省のTCFD、ICEF、RD20って何だ?(9) [異常気象と地球温暖化]

yujinie.jpg_1.jpg 写真と駄句「破壊力異常がフツーの台風ぞ」。前項は2018年の台風24号による倒木写真で、今回は2019年9月の台風15号。千葉県の被害甚大だが、写真は伊豆大島・友人の壊された手作りロッジ。今や異常気象がフツー。

 さて、前項で記した経産省の「TCFDサミットって何だ」。昨年10月に経産省が設立。時の大臣=公職選挙法違反の疑いで雲隠れした菅原一秀。「ICEFって何だ」。2014年発足の日本主導「世界エネルギー・環境イノベーションフォーラム」。第6回総会が昨年10月に約70の国・地域からエネルギー・環境分野の有識者千名余が参加とか。「RD20って何だ」。産総研主催によるG20各国が有する知見を融合しCO2大幅削減に向けた非連続なイノベーション創出に繋げるためのクリーンエネルギー技術分野における研究機関のリーダーを集めた会議とか。

 政治の世界は魑魅魍魎。何がなんだかわからない。前項で記した「エネルギー総合工学研究所~国からの不正受給2億6500万円返還」もあり。天下り機関か? 今の為政者らが余りに信用できぬゆえ、何事も素直に信じられない哀しさよ~です。

 別角度から「二酸化炭素を取り出す技術」についてを調べてみる。ネット検索すると様々なニュースがヒットした。2019年12月4日「中国新聞」。「高効率石炭火電でCO2除去技術確立へ」の記事。概要は~中国電力と電源開発が出資の「大崎クールジェン(株)」(広島県大崎)が、石炭を発電燃料とする際に発生のCO2を取り除く技術=回収率90%以上を目指して、2020年度末までにプラントの信頼性、経済性を確認する段階に入った。経産省は同社敷地内にCO2再利用の研究施設を置くことを検討。

 さらに1019年10月21日の「室蘭民報社」。通産省依託の国家プロジェクト「日本CCS調査」で、苫小牧沖でCO2を地中に封じ込める実証試験が新ステージに入った。今月下旬に圧入目標の30万トンに達したとの報。~とまぁ、あちこちで二酸化炭素削減、封じ込めの技術研究・実証実験が進行しているらしいことがわかった。

 果たして日本が「2050年までにCO2排出量ゼロ」を先導、いや、その一助に、はたまた期限に間に合いましょうか。今年1月29日設立の「ゼロエミッション国際共同研究センター」(初代センター長にノーベル化学賞受賞の吉野彰氏が就任)は、それら研究・技術開発を綜合する機関なのでしょうか?

 それにしても我が国の首相は「ひろく募ってはいるが、募集はしていない」とシラッと言い放つ不誠実な方。後で平気な顔で(二酸化炭素を)「減らすとは言ったが、削減するとは言っていない」と言い出しかねず、それが罷り通る変な国に成り下がっている。

 すでに小生は二酸化炭素の分離・始末の研究・開発が並大抵のことではないことを11年前の2009年刊の書『CO2と温暖化』で読み知っている。次回は同書の、その部分を紹介してみたい。

nice!(0)  コメント(0) 

吉野彰氏がセンター長に就任(8) [異常気象と地球温暖化]

taifu_1.jpg 写真+駄句「かつてなき台風の牙無残かな」(平成30年・2018年の台風24号による倒木)。

 今回は最近の報道より、日本の「二酸化酸素除去」の取り組みを探る。1月17日に一瞬気になるニュース映像。詳細知りたくも翌日の新聞報道なし。ネット検索で同映像は総理官邸とか。その内容は~

 政府は二酸化炭素の削減につながる新しい技術の開発拠点を作り、その責任者にノーベル化学賞・受賞の吉野彰氏を任命。安倍首相の例の人気取りパブのひとつで、マスコミも無視したか。

 後日、経済産業省の「産業技術総合研究所(産総研)」の1月7日のニュースリリース他を見た。詳細は次の通り~ 低炭素社会に向け産総研が「ゼロエミッション国際共同研究センター」を1月29日に設立。その初代センター長に吉野彰氏が就任。

taifu24go.jpg 産総研つくばセンター研究所を約90億円で改修して研究拠点にする。他に臨海副都心センター、福島再生可能エネルギー研究所、関西センターを有機的に結び付ける。当初は産総研の研究書100人ほどで立ち上げ、その後に海外からの研究者を迎え300~400人体制へ。「再生可能エネルギー」分野、「カーボンリサイクル」分野、「次世代エネルギーシステム」分野を設ける。

 29日に上記開設を日経ネットニュースが報じていた。概要は~ 産総研は29日、低炭素社会の実現に必要な革新技術を研究するセンターの設立記念シンポジウムを開催。中鉢理事長は「各国との強力な連携体制のもと研究が加速され、地球規模の環境問題解決に貢献することを願う」と挨拶。

 シンポジウム終了後の式典で、センター長就任のノーベル化学賞受賞・吉野彰(旭化成名誉フェロー)が挨拶。「環境性と経済性と利便性を同時に満たすのは非常に難しいが、可能にするのがイノベーションだ」と強調。式典には安倍首相や経産相も出席。

 もう少し詳しく知りたく、再び「産総研」サイトを閲覧。~昨年10月9日、首相官邸で安倍総理主催の「グリーンイノベーションサミット」が開催。今週開催の一連の国際会議(TCFDサミット、ICEF、RD20)の代表者が集まり、脱炭素社会実現に向け、非連続なイノベーションを加速化してゆくための意見交換が行われた。サミット終了後、国内外の有識者約200人を集めたレセプションを開催。

 どうも彼らのやることは魑魅魍魎的な動きで、よくわからない。ゼロエミッション(zero emission)=環境汚染、気候混乱を生む廃棄物を排出しない仕組み)。経産省のTCFD、ICEF、RD20って何だ。例の「天下り」の新たな団体? 1月25日の新聞には「国からの不正受給2億6500万円 エネルギー総合工学研究所」の報道があったばかりで~。

nice!(0)  コメント(0) 

Tipping Pointに至らぬ前に~(7) [異常気象と地球温暖化]

yukigakoitoume1_1.jpg 一昨日の散歩写真と駄句「雪囲ひ用も足さずに紅が満ち」

 さて(6)で最近の新聞から各国の「異常気象と地球温暖化」対策、EUの「温室効果ガスゼロへ122兆円投資」計画、そしてこの機会に利を得んと動く国々も紹介した。

 ここで再び「IPCC第5次報告」及び「パリ協定」を確認。参考は亀頭昭雄著『異常気象と地球温暖化』。2100年までに産業革命前からの気温平均2度上昇、または2度未満に抑えるべく、2050年(30年後)までに温室効果ガス排出量を2010年比の40~70%削減、または2100年まで排出量をゼロかマイナスにすべきの警告、協定が結ばれた。

 二酸化炭素の累計総排出量と世界平均地上気温変化はほぼ比例で、2度上昇を抑えるには二酸化炭素累計総排出量を7900億トン以下に抑える必要があるらしい。「1970~2011年間の排出量が約5150億トン」。1年間の排出量が97億トン(2012年の例)×30年間=1910億トン。5150億トン+1910億トン=8060億トンで、目標の7900億トンを突破です。これを破って2度以上の上昇を許すと「ティッピング・ポイント(Tipping Point=それまで小さく変化してきたものが、突然に急激変化を始めるポイント。人の手に負えなくなるポイント)」を超えてしまう恐れあり。グレタさんの悲痛の叫びもそこにある。

 では、何をしたら良いか? ジオエンジニアリング(地球工学・気象工学)の領域で「太陽放射管理」と「二酸化炭素除去」法あり。「太陽放射管理」は太陽エネルギー吸収を小さくする法で、それで地球温度上昇を止めても、大気中の二酸化炭素が増え続ければ意味もない。やはり策は「二酸化炭素除去」になる。これには「自然界の炭素吸収を増やす法」と「化学的方法」の2方法あり。

 「自然界の炭素吸収増」には、植林~森林の二酸化炭素吸収の「グリーンカーボン」増と、鉄散布で海洋肥沃化(鉄分不足の海域に鉄分を足して)して植物プランクトン・海藻・海草の光合成による二酸化炭素吸収を海域で貯蓄する「ブルーカーボン」増の2法。第3は「バイオマスエネルギー利用(生物から生まれた資源=間伐材・家畜排泄物・食品廃棄物など)」。

 そしていま最も注目が「化学的手段による二酸化炭素除去」。次回は最近の新聞から、その日本の取り組みを探ってみます。

nice!(0)  コメント(0) 

最新の新聞海外報道に注目(6) [異常気象と地球温暖化]

urimono_1.jpg 1月16日の東京新聞のニューヨーク記者報で「昨年の世界平均温度2番目の高さ~温暖化の傾向裏付け」の題字。以下その内容~ 米航空宇宙局(NASA)と米海洋大気局(NOAA)は15日に、2019年の世界の平均気温が過去10年間で16年に次ぎ2番目に高く、10~19年は「史上最も暑い10年間だった」と発表。

 ~海洋に蓄積された熱量は過去最高で、長期的な温暖化傾向とともに海面上昇が助長される可能性を指摘。NOAAは、19年の平均温度が20世紀の平均より0.95度上回わり、産業革命前(1890~1900)の平均より1.15度高くなったと指摘。NASAは二酸化炭素など温室効果ガスの排出量が増えたのが主因とみて、これは偶然の出来事ではないと指摘。

 こう記している今朝の新聞にも、新型肺炎や首相の〝うそ発言〟などの記事に埋もれるように「フランス暖冬26度超」の報あり。~南東部フレジュスの最高気温が、これまでの最高気温1990年2月23日の23度を上回った。仏環境省は「欧州各地に記録的な高気温が広がって、長期的に生物多様性への影響が懸念」とあった。

 そして1月15日の新聞には「温室ガスゼロへ122兆円投資」の記事あり。以下、その概要~ 欧州連合(EU)欧州委員会は14日、EU域内で温室効果ガス排出を2050年に実質ゼロにする目標に向けて経済・社会構造を転換していくため、今後10年で少なくとも1兆ユーロ(約122兆円)を投資する計画だと発表。その約半分はEU予算、残りは加盟国や公的機関、民間などで拠出するとか。

 なんだか切羽つまって来た感じですね。また「異常気象・地球温暖化」には巨額がつきまとうゆえ〝えげつないビジネス〟も生まれる。マッケンジー・ファンク著『地球を「売り物」にする人たち』は、そこに群がる投資家・金融・保険会社の動き、浮島を売り込む建築家、飲料水ビジネス、氷が解けた北極海航路とその領有権を狙う国、氷が解けた地下資源を狙う国、水や農地利権を狙う企業~と営利を貪ろうとする有象無象のレポート。

 1週間前の新聞にも、トランプ大統領が氷が解け出した「グリーンランドを買いたい」発言が注目を浴びたとの紹介があって、ロシアが新航路開拓や天然資源採掘に今後15兆ルーブル(約25兆9千億円)の投資を見込み、軍備強化も目指しているの記事があった。

 以上、昨今新聞の海外情報でした。次に日本の「異常気象・地球温暖化」関係の報道をアップしてみましょう。

nice!(0)  コメント(0) 

「アンチ温暖化」の書(5) [異常気象と地球温暖化]

anti4_1.jpg 素人の「異常気象と地球温暖化」お勉強は、本に頼る以外にない。だが読んだ本によって偏った認識を持たぬよう、より多くの著作を読む必要あり。このテーマは冒頭(1)通り、実に様々な角度からの書ありで、どの本を読んだらいいのかに迷います。

 まず吉野正敏著『地球温暖化時代の異常気象』を手にした。平成22年(2010)刊。当時の異常気象を次々に紹介だが、やはり最新データによる書を読みたい。「地球温暖化問題の概史」を記したのもそのためで、各書発行年から、どんな状況下で書かれたかをチェックしたくてのこと。ついでに云えば、1980年代の「環境問題書」は、概ね〝公害テーマ〟になる。

 武田邦彦著『科学者が読み解く環境問題』(2009年刊)、『日本人はなぜ環境問題にだまされるのか』(2008年刊)を読んだ。「京都議定書」採決が平成9年(1997)。平成20~24年(2008~2012)の間に平成元年より5%削減が目的にされた。その頃に盛んに「アンチ温暖化論」を展開したのが氏の著作群。他に『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』『環境問題が日本を滅ぼす』『偽善エコロジー』『誰も触れない「環境問題」のウソ』『ウソだらけ間違いだらけの環境問題』など次々に出版。

 小生が知る氏は、テレビの「未確認物体番組」でそれら信奉者を〝やり込める〟ちょっと変なオジさん科学者の印象。ここは氏の『日本人はなぜ環境問題にだまされるのか』より、その主張を簡単に紹介してみる。妙に説得させる部分もあって面白かったが~。

 CO2が増えて温暖化~に最も影響を受けない島国の日本が最も熱心だという不思議。間違った政府広報、産業界との密約、御用学者、NHKなどの誤報。温室効果ガスは重いガスで対流圏で激しく動いていて、地球を毛布のように覆ってはいない。

 昭和53年(1978)前までは「地球寒冷化」が心配だった。太陽熱や反射は主に水蒸気・雲で妨げられていてCO2の影響は極めて微細。地球温暖化は太陽活動によるもので、それによる海水温上昇で海水に融けていたCO2が大気へ分離した。

 地球はいま間氷期で暖かい時代。100年で0.3度上昇。発表される平均温度は正確なデータではない。温度が少し上がれば、人にも生物にも良い環境になる。NHKが「2100年に最大6.4度上昇する」と謝った報道をした。藩国連総長が南極視察で氷が融ける映像を見て、氷がなくなっていると報じたが、海に接した氷が解けるのは普通のこと。「アルキメデスの法則」で氷(固体)が解けても海面上昇はあり得ない。またホッキョクグマ数も減っていない。海に沈むツバルも嘘で、1892年の記録に「満潮になれば無数の穴から海水が湧き出ていた」と記されていたなどを指摘。

 「京都議定書」で真正直に取り組んだのは日本だけ。損をした。他国は見かけだけの削減で実際は増加枠を獲得した。その日本では官僚機関と産業界の密約あり。2009年の鳩山首相「2020年までに1990年比で温室効果ガス25%削減構想」に怒り爆発の著作群、論調のようにも感じられるが、氏による著作群によって、このテーマに日本人が〝トンと無関心〟になった一因もあろうかと思われるが、ここは皆さんの判断にお任せ~。次に、今年に入ってからの「新聞報道」の数々を拾ってみたい。

nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。