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ひとり家に居て閑に日を送り~ [暮らしの手帖]

yopujyokun1_1.jpg 以前、ブログで貝原益軒『養生訓』の筆写を続けていたが、14回で中断してしまった。「Stay home」の過ごし方にピッタリの項目(総論・下)があったので筆写する。

 ひとり家に居て、閑(しずか)に日を送り、古書をよみ、古人の詩歌を吟じ、香をたき、古法帖(古今の名筆を鑑賞・手本とした帖)を玩(あじわ)ひ、山水をのぞみ、月花をめで、草木を愛し、四時(春夏秋冬)の好景を玩ひ、酒を微酔にのみ、園菜(野菜)を煮るも、皆是心を楽ましめ、気を養ふ助なり。貧賤の人も此楽しみつねに得やすし。もしよく此楽をしれらば、富貴にして楽をしらざる人にまさるへし。

 なにやら「Stay home」の神髄のようです。筆写は天保5年(1834)の浪花・岩井壽樂藏板を参考にした。久し振りの「くずし字」で、筆が思うように運ばぬも、乾き切った筆が墨をふくんで喜んでいた。

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新羽田ルートのなぜ? [暮らしの手帖]

shj14_1_1.jpg 「Stay home」。自宅で歌や踊り~は縁がなく、さて何をしましょうかと思っていたら、上空騒音(重低音の響き)が凄い。「新羽田ルート」。実験飛行より大きな轟き。コースも若干変わったか。実験時は自宅ベランダから見えずも、今は爆音・排気ガス撒き散らすジェット機が目視できる。

 飛んで来る機体やコースを知るには「flight reder24」がお勧め。地図上に飛んでいる全飛行機をリアルタイムで表示。調べたい飛行機にカーソルクリックで左画面に機体写真、機体番号、飛行軌跡、時間などが表示される。

 あたしのPCはデスクトップゆえ、机上でデータ確認し、さぁ来るぞ!でカメラを手にベランダへ出る。例えば写真上は「SFJ14」。スターフライヤー7G14。機体はAirbus A320型。黒塗りの粋なデザイン。北九州空港に本拠地を置く日本の会社。UBJ(宇部市)~HND(羽田)便。羽田着は16:43 。房総半島上空を市原市辺りから湾上に出て船橋上空~松戸~川口辺りで左旋回して都心へ。

ana568_1_1.jpg 写真下は「ANA NH568」。高知~羽田便で17:00着。Boeing767-381。房総上空を千葉市~松戸~川口で左旋回して都心へ。

 こんな感じで観察していればすべてが国内便。コロナ感染で五輪中止、インバウンド皆無。他県への移動自粛の今、いったい誰が乗っているんだ。空港にはズラッと〝駐機〟。何故に「新羽田ルート」を飛んだのだろう。こんな馬鹿が罷り通るのが今の行政。「地に堕ちた」と思わざるを得ない。

 新宿でこの騒音。羽田近くの騒音と排ガスはいかばかりか。案の定、テレビで「実験時より騒音2割強。我慢ならねぇ」の住民コメント。新宿、渋谷、港、品川の各区で抗議活動展開。現・国交大臣の座右の銘は「真実は現場にあり」「一人立てるときに強きものは真正の勇者なり」とか。ここは現場を知り、一人でも立ち勇者になれ。「10万円」の例もある。「連立離脱」をほのめかせば~。

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撮る人を撮る [散歩日和]

tousatu2_1.jpg 「Stay home」も、PCに多数写真が保存ゆえ、そこからブログアップです。

 昨今は「インスタ」等の写真投稿アプリ人気の影響でしょう、「街スナップ」の方を多く見かけます。スマホ撮影、スマホに物足らずにミラーレス一眼レフを首に下げた方も多いようです。

 かく「街撮り」が盛んですから、小生も気兼ねなく「街撮り」が出来ます。そして「写真撮り熱中の方々を撮る」のも面白いです。そんなスナップからお気に入り2点を紹介。

 写真上は、柵からカメラ構えた手が飛び出ていました。何を撮っているのでしょうか。女性でしたが、小生と同じ自転車用の赤い手袋とコンデジ。うまく撮れましたでしょうか。

 写真下は、地低く小さな花(ハナニラ? 明治に帰化した園芸植物でニラと同じ匂いがする)を撮っているご婦人のスナップ。地に沿うhananirasyusei.jpg小さな草花は、しゃがみ込まないと上手く撮れません。彼女に代わって詠めは「しゃがみ込みカメラ構えてニラの風」ってところでしょうか。

 あたしも昔、跪いて「イヌノフグリ」を撮ったことがあって、こう詠みました。「跪き崇め撮らすやイヌフグリ」。正しくは外来種「オオイヌノフグリ」で、数ミリの小さな花のイヌノフグリは、在来種で絶滅危惧種。滅多にお目にかかれないそうです。別に〝犬の金玉〟に似ているとも思わぬが、変な名を付けたものです。ウチのベランダには伊豆大島の明日葉が植えられていますが、これも別名「チンダチ草」。

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ライターもボナールも濃密複数愛? [スケッチ・美術系]

nabi_1.jpg ソール・ライターはナビ派の画家ピエール・ボナールが好きだった。彼の部屋には恋人ソームズが描いたボナール風の絵が幾作も掛けられていたとか。

 ライターとソームズの関係詳細は不明だが、彼は「ハーパーズ・バザー」誌でファッション写真を始めた35歳の頃に、モデルの卵だったソームズに出会った。そしてライター79歳の時に、彼女はこの世を去った(自死?)。同じ建物内に在住ながら、結婚せず44年間の恋人関係~。

 彼の写真集『ソール・ライターのすべて』には、彼の部屋?で濃密関係風の多数女性ヌード写真あり。バーバラ、キム、イネス、ベッティナ、ジェイ、リン、フェイ、そしてソームズ。女性同士のヌードもあれば、ボナ-ル風の浴槽ヌード写真もある。彼は後に、それら白黒紙焼きの上からガッシュで絵も描いた。

 さて、ライターとソームズが好きだったボナール(1867~1947)の絵を見ると、有名な浴磐・浴槽ヌードがある。ベッドでまどろむヌード絵なんか、それをモロに真似たようなライターの写真もある。

 日常性の裸=浮世絵の春画の影響も指摘されるが、当時の彼らには「濃密さ漂う室内風景」、身近モチーフを描く「親密派」なる流れがあったらしい。ビナールの絵に「リュシレンヌとルネ」二人を描いた絵がある。ボナールは26歳(1893)の時にマルトと出逢い、二人が正式結婚したのはボナール57歳〈1893)で、直後にルネが自死している。(ボナールは正式結婚するまで彼女の正式名も知らなかった)

 ライターもそれを倣ったのか~。彼らは共に恋人たちの〝濃密ヌード写真〟を撮り、絵を描いた。かつ複数愛(今はポリアモリーと云うらしい)者だったと推測してみた。以上『もっと知りたいボナール』と『ソール・ライターのすべて』各1冊のみ入手で、そこからの勝手〝推測遊び〟でした。

 写真はボナール紹介本+ソール・ライターの代表写真のメモ絵。以上、コロナウイルスが人類を襲っている今では考えられない「複数濃厚接触」の良き時代のお話でした。

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新宿三丁目からコロナ後の世界へ~ [政経お勉強]

sancyome1_1.jpg 誰とも会わずのご近所散歩で、閑散とした「新宿三丁目」を見ました。皆様、売り上げなし・仕事なしも〝自粛〟を頑張っていらっしゃる。やりたい放題の〝富ヶ谷夫人〟は何処で誰と遊んでいるのだろう。

 だが、世界各国のロックダウン(都市封鎖)映像を観れば、この程度の光景は相当に生温いようです。

 米国調査会社による「世界的クライシス(危機)に対する世界の大統領・首相の評価」(★)で、我が日本の安倍首相はワースト1位とか。フツーは国家危機に当たって首脳の支持率は上昇するらしいが、ずば抜けた最下位とは哀しいねぇ。★21日のテレビ「報道1930」紹介。調査社は「モーニング・コンサルタント」。

 そこで明日の日本を語るテレビを観れば、横文字ばかりで隠居爺には理解不能も、概ねこんな内容だった。

メガクラスター(巨大感染集団)のフェーズ(段階)に入って、パンデミック(世界的流行)でサプライチェーン(製品の原料~消費までの流れ)が崩壊した。オーバーシュート(爆発的患者急増、現時点で250万人・死者17.5万人)で、さらに氾濫するインフォデミック(デマを含む情報拡散)に惑わされがちだが、ここはエビエンス(根拠・証拠)とアセスメント(客観的評)に基づいたソーシャルデスタンス(社会的距離)を保って、インバウンド(訪日旅行)に頼らない新たなパラダイム(捉え方、見方)で、脱グローバリゼーション(国・地域の境界を越えた展開を止めて)で、新自由主義終焉(小さな政府と市場の自由という考えの終わり)後の、従来にないアフターコロナ時代に入りましょう」(以上は小生の創作)

 コロナ終息後は、従来の国会議員(諸外国議員より約倍の年収で仕事・勉強せず)全員に引退していただいて「新しい日本」が生まれるらしい。それに期待して〝自粛〟を頑張り続けましょうと思いました。

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東新宿駅は「ロッキー・ステップ」凌駕 [暮らしの手帖]

rocky2_1.jpg 花園神社北側~新宿三丁目の「長い地下道」について記した次は、大江戸線・副都心線の「深さ=長い階段」のお話です。

 あたしは目白「のぞき坂」(アニメによく登場)の急坂途中で足が萎え、大休止を強いられたショックを記したが、以後は大腿筋のために階段を使うよう心掛けています。

 最寄りの副都心線「東新宿駅」出入口に「海抜31.5m」の表示あり。そこからエレベーターで降り、さらに「長いエスカレーター」で降りた所が改札口。さらに1F下が「渋谷方面」、2F下が「池袋方面」ホーム。

 この「長いエスカレータ―」併設の「長い階段」(写真)を登ります。途中で筋肉が悲鳴をあげるも、最後まで登り切れば〝ロッキー気分〟で、両手を挙げて雄叫びをあげたくなってきます。

 ロッキーがテーマ曲と共に駆け上った階段は、ペンシルベニア州フィラデルフィア美術館の正面玄関。映画後に通称「ロッキー・ステップ」で72段とか。

 では東新宿駅の「長い階段」は何段あるのだろう? 暇ゆえ数えましたら、なんと92段で軽く「ロッキー・ステップ」を凌駕です。さらに電動上昇機を使わずに階段で地上(明治通り)へ出るには、階段50段で計142段。一方の大江戸線「東新宿」も電動上昇機を使わず階段で地上(職安通り)へ出るにも、二つの階段で計96段。

 この辺の在住者の誰もが、ロッキーになれる素晴らしい環境をお持ちです。えぇ、階段を昇る方なんかいませんから「ソーシャルデスタンス」の心配もなし。近所で無料で健康・体力を維持。「コロナ」に負けるなです。

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国立の悲鳴が届く春爛漫 [暮らしの手帖]

haruranman_1.jpg 歩道脇の植え込みが〝春爛漫〟でした。その百㍍ほど先に「国立国際医療研究センター」、同病院裏側に「国立感染研究所」。医療従事者の皆さんは、麗らかな春とは無縁。ハイリスクのなかで緊張と御苦労の日々。感謝と応援申し上げます。

 近所ゆえ「かかりつけ医」より同病院への紹介も多く、小生は脊柱狭窄症、大腸ポリープ、肺癌検査。息子の嫁や子の入院時の日々面会。まぁ、馴染の大病院です。コロナ感染は言わずもがな、他の病気で迷惑をかけぬよう健康留意の日々でございます。

 こんな大ごとなのに、あの方々は「新型コロナウイルス」を見ぬ振りで、頭は「五輪・五輪とアベノミクス」だったのですから呆れます。結果、初動の大きな遅れ。この期に及んで「アベノマスク、アベノコラボ」の素っ頓狂。

kokurituiryo_1.jpg 医療体制充実も出来ず。収入減世帯30万円給付も、世帯主外に配慮したかと思えば一転して「一律10万円・緊急事態宣言の全国拡大」。〝安倍一強〟の右往左往の哀れさよ。

 詭弁交じりの聞くに堪えぬ饒舌長説明。その一強に意見も言えぬ国会議員全員に「歳費全額削除+懲罰」の御仕置がしたい。

 江戸庶民がそうして憂さを晴らしたように狂歌でも詠みましょうかねぇ。「コロナ過に人気取りのみ己なし 朝令暮改に庶民眠れず」。都々逸「小さきものは囁き頼りの総理のケツと申候」。川柳「美しき右寄り国に棲みかねて分別わかるフツー恋しき」。そして老中引退する定信を見た足軽がこう言ったそうな。「あいつを見ろ、世の中を悪くしたのはあいつだ。あの馬鹿な夫婦だ」。以上、独裁6年松平定信「寛政の改革」時の庶民の落首・戯歌・伝聞のモジリで候。

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写真のモザイク法メモ [ブログ&アクセス関連]

otamanaosi.jpg 「街スナップ」は人物が対象になりやすい。だが既に記したが「肖像権・著作権」に「撮影禁止場所」確認。さらに「プライバシー侵害」にならぬよう「人物が風景一部のレベル」かに要注意。むろん性的覗きは「盗撮」。

 小生は人物が風景一部でも、顔が認識できる場合はWindowsフォトギャラリー「編集・整理」の<修正>でクチュクチュと画像を壊す感じで施してきた。

 だが「街スナップ」ではどうしても人物が大きめになる。ここは「壊す」法ではなくて、やはり「モザイク」がいいように思った。遅まきながらモザイク法を覚えたのでメモする。

 Windows「ペイント」起動で写真を取り込む。「選択」でモザイクしたい個所を矩形で囲む。次に「サイズ変更」。例えば縦横20程に指定すると、矩形内に20×20の縮小枠が表示され、この小枠の対角線を伸ばして元の枠一杯に拡大。つまり20の縮小部分の拡大で荒れた画像(モザイク)になる。小生の場合は、フル容量写真を「メール送信」の縮小容量にしてからモザイク作業でブログアップです。

mosaic1.jpg 写真上は「子供のオタマジャクシ獲り風景」。あたしは子供時分に「新宿御苑の池」でその遊びに夢中し、池縁からドボンッと池に落ちたことがある。

 写真下は5年前の「安保関連法審議」テレビ中継を見て、呆れ果てて描いた顔に、モザイクの粗さをいろいろと試みたもの。目下「アベノマスク、アベノコラボ」が話題で~。「えっ、消しちまえ~だと!」。

 杏ちゃんの故・加川良『教訓Ⅰ』カバー弾き語りの「You Tube」観ましたか。杏ちゃんに続いて加川良の『教訓Ⅰ』(70年安保闘争〝ベトナム反戦運動含み〟から生まれた楽曲)も観賞できます。必見です。ちなみに安倍晋三の祖父が60年安保時の首相・岸信介。岸の弟が佐藤栄作で70年安保時の首相。

 「ステイホーム」でお暇ならば、ベトナム戦争のGIジョーに抱かれてゲイになった男の物語、<すぎもとまさと『センチメンタル・ゲイ・ブルース』>検索で「You Tube」をどうぞ。70年代が甦ります。

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花園神社~新宿三丁目の長い地下道 [散歩日和]

mosaic9.jpg 自宅から新宿伊勢丹へはフツー?だと、明治通り沿いに歩き「花園神社~靖国通り横断~伊勢丹角の「新宿三丁目」へと歩く。

 だがフツーの人とは違って、ソコに特別な利便性を感じているらしき少数が、「花園神社」北側の地下道(E1口、写真下)から新宿三丁目まで約350mほどの長い地下道を歩いている。

 小生、この地下道を〝戯れ〟に歩いてみる度に「この地下道の目的は何なのだろう」と考えてしまう。同出入り口に「東京メトロ・都営地下鉄」マークあり。東京メトロ副都心線開通時(平成20年:2008)に出来た地下道なのかしら?

 出入り口際に「新宿区役所・第二分庁・その分館」(平成16年・2004完成)があり、そのために巨費・大工事を費やしてわざわざ開通?「そんなバカなぁ~」と思う。

3cyoumeguti_1.jpg この「花園神社」北側の地下道を、さらに北へ350mほど伸ばせば大江戸線「東新宿」(職安通り角)に至る。そこから大久保通り角の副都心線「東新宿」は地下道直結で、そうすれば「我家~新宿伊勢丹」が地下道でつながるのだが~。

 この長~い地下道は、やはり何だか〝いわくありげ〟。ひょっとすると地下道併設で「極秘施設」があるかも~。そう思ったりすると、ちょっとワクワクする。まぁ無駄な地下道も「いいかぁ~」です。今回はそんな「長~い不思議な地下道」があるというだけのオハナシ~。

 写真の人物3人にモザイクを施した。最近覚えた「モザイク処理法」を次回にメモする。

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コロナにて華やぎもなし花筏 [散歩日和]

hanaikada1_1.jpg 昔、神田川沿いのマンションに住んでいたことがある。米国の高校卒で帰国した息子のホームスティ先が、彼が可愛がっていた「アメリカンコッカースパニエル」を送ってきた。突然の犬との暮らし。当初は戸惑ったが、犬との暮らしが愉しくなった。

 日々の犬の散歩が神田川沿いだった。今年の神田川の桜は、コロナで華やぐこともなく散り流れた。時に龍にも蛸にも形を変えつつ流れて行った。

 医療は必死に崩壊を食い止めようと頑張っている。一方、内閣は腐り流されているような~。「八っつあん、あたしたちも負けるわけにはいかねぇな」「あぁ、庶民には庶民なりに、どんな時代も生き抜いて来た。頑張りましょ」

追記> 星野源『うちで踊ろう』にコラボした動画が話題だが、安倍首相が自宅で寛ぐ姿を併画アップで、それをニュース映像で見た。「あぁこの方、頭、狂われた」と思った。昔、鳩山由紀夫が余りの現実認識なしで「宇宙人」と言われたが、この方も同類と再認識。現実認識がズレている〝お坊ちゃん〟が政治をやってはいけません。テレビ「サンデーモーニング」で佐高信が「この人が政治をやっていることが緊急事態宣言」なんです、と言っていた。 

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大久保がアベノマスクに大笑ひ [散歩日和]

mask_1.jpg 緊急事態宣言で〝散歩はよし〟とか。そこで昨日、大久保通りを抜けて新宿西口を歩いた。

 小生、数日前の散歩途中の店でマスクを買ったばかりだが、その大久保通りに「マスクが溢れて」いて(あちこちで店頭販売)、まぁ驚いた。街中が「アベノマスク2枚」(466億円)を笑っているようだった。

 最近は彼に施策を囁いているのは元・内調室長のK氏(現・国家安全保障局長)に代わって、I氏(秘書官。共に妻系の遠い姻戚)らしい。そんなことはネット時代ゆえ、誰もが簡単に知ることが出来る。その施策も国民のためではなく、自身の人気回復主眼で、しかも裏目続きだと云うことも~。(4月23日追記:アベノマスクは「カビノマスク」になり、小泉今日子は「嘘や狡さの汚らしさを具現化」とツイートしたとか。文春はマスク発案者は、今井首相秘書官が引き上げた佐伯耕三首相秘書官=通称・官邸の金正恩だと報じていた)

 目下はそんな彼と、知事選を控えた彼女のバトル。まぁ、勝手にお騒ぎよ。テレビもコロナ・コロナではしゃいで見飽きてしまった。彼や彼女、マスコミにも頼らずに、ここはそれぞれが頑張って乗り切る他にありません。

 さて、散歩帰りの途中で新宿・常円寺の「便々館湖鯉鮒(べんべんかんこりふ)」の狂歌碑に気が付いた。「三度たく米さえこはしやはらかし おもふままにはならぬ世の中」(三度炊く米さえ強し柔らし)。彼は幕臣だが、一強体制では何もできぬ悲哀を詠っていた。

 そこから~、なんと便々館校閲で北斎(45歳)の画『絵本狂歌山満多山』(文化元年・1804の蔦重刊)が国会図書館デジタルコレクションにあるのを見つけた。これは「アベノマスク2枚」より、断然うれしかった。

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春荒に揺れて止まらぬ微細花 [花と昆虫]

bisaikuki1_1.jpg ベランダの植え込みに、またひとつ微細な花が咲いていた。糸のように細い茎と葉。その先端の薄紫の花。マクロレンズで撮りモニターに映して初めて確認できる。

 今年はメジロ、スズメ、ヒヨドリが盛んに遊びに来ていたから、彼らのフンから芽生えたのだろうか。東の空にスカイツリーとクロスする朝陽があり、ベランダに微細な花が次々と咲き、さらに細菌より微細なウイルスが世界中で猛威を振るっている。

 昨日、7都府県に「緊急事態宣言」。熊さん八っつぁんが呟いた。「ウイルスは見えねぇが、テレビカメラを通して〝彼と彼女〟らが隠した邪心・本性の観察・分析を怠っちゃ~ならねぇ。彼らには何度も騙されてきたからな~。その微細花も、なんだか二枚三枚舌みてぇじゃないか。彼は平気でウソをつき、彼女はつい余計なことを言ってひんしゅくを買う~」

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人はジャスピンばかりでなく~ [散歩日和]

8no1byo_1.jpg 今回はピンボケ写真。夕方の「新宿・花園神社の夜桜」。ピンボケ(SS:1/8)ゆえ「削除」と思ったが、途中で指が止まった。なんとなく捨て難い。

 「夜桜=おぼろ(朧)」がお似合いじゃないかと。そう思うと、改めて人は〝ジャスピン〟では生きていないと気が付いた。

 あたしは小学生から眼鏡人生で、老いては白内障の手術もした。ピンボケ視界は、なにも特別なことではない。「商品写真」を撮っているわけでもなく、むしろ「ピンボケの方が断然〝人間らしい〟」。下の写真は「池に映り込んだボケ写真」。

 世の中には〝不明確な曖昧さ〟が満ち、自分も「まぁ、いいかぁ~」で生きて、そして、きっと「まぁ、いいかぁ~」と思いつつ死んで行くのだろう。

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暁やコロナに耐ふる元気満ち [東京スカイツリー]

treesun1_1.jpg 昨日のこと。眼を醒ませば東向きカーテンが橙色に染まっていた。飛び起き、望遠レンズ装着でベランダに出た。例年4月上旬と9月上旬の年に2度「朝陽と東京スカイツリーがクロス」する。そのドラマチックなサンライズは、スカイツリー建設中から撮って来た。

 ちなみに小生のデスクトップは、何年か前の「サンとツリーのクロス」写真。昨年4月の写真に添えた駄句は「一瞬の先読めぬ世ぞ朝ぼらけ」。すでに安倍政権の暴走が始まっていたのだろう。

 この時期は概ねツバメ初認と重なる。2012年4月5日には「ツバメ来てツリーとサンの逢瀬かな」。だが今年のツバメ初認は3月22日。地球温暖化で早くなったと思われる。

 だが朝陽とツリーのクロスは、政権が愚かだろうが、ツバメが早く渡って来ようが、新型コロナウイルス感染が世界中に広がろうが「自然の理」。揺るぎない。

 スカイツリーの文字は今、オリンピック盛り上げからコロナに打ち勝とうで「TOGETHER WE CAN WIN!」の文字(ウチからは双眼鏡でも判読できず)が光っているらしい。今年も平易駄句で「暁やコロナに耐ふる元気満ち」。頑張りましょ。

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名もなき雑草の叫び~ [花と昆虫]

sumire_1.jpg コロナ感染、お粗末な政権・施策~。だが季節は巡る。ベランダのプランタ下草に、小さなスミレが咲いていた(写真上)。スミレは種類多く名前わからず。不使用のプランタ底からも白い小さな花が2種咲いていた。ひとつは特徴ある切れ込みの葉から「ヒゴスミレ(肥後菫)」とわかった(写真下)。

 その唇弁(しんべん。下の花弁)奥に、数ミリのコブシ風の白花も咲いていた。これも名前わからず。かかぁが言った。「明治天皇が〝雑草という名の草はない〟と言っていましたよ。しっかりお調べよ」。花の名を調べるより〝明治天皇が言った〟に関心を持った。侍従長・入江相政の著『宮中侍従物語』にその記述があって、それは直物学者・牧野富太郎が天皇に語った言葉~、とネット調べですぐわかった。

higosumire_1.jpg そう記していたら「あぁ、俺は名もなく、花さえ咲かぬ雑草だな」と気が付いた。名家を継ぐ子息らに為政者が多いのは何故だ。親の代から税金での暮し。憲法も勝手解釈し、国民に平気で嘘をつき、お友達に税金を注ぎ込み、税金で支持者に花見もさせる。

 為政者ゆえ〝偉い〟と思えば、この期に及んでマスク2枚だと。呆れて笑うことさえ出来ねぇ。そんな政権に官僚が忖度し、テレビも忖度で満足な報道も出来ねぇ。その上にプロダクションにも縛られている。「あぁ、日本も堕ちたもんだ」

 雑草の名を調べつつ、我も雑草と思えば〝一切のしがらみなし〟。雑草は雑草らしく、腹立つことには遠慮なく文句を言いましょと、改めて思った。

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