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ムナグロや胸の黒さに戸惑ふて [伊豆大島の鳥たち]

munaguro1_1.jpg 波浮港手前のトウシキ海岸沿いにムナグロ(チドリ科)が数羽いた。東京都の絶滅危惧Ⅱ種指定。東南アジアやオーストラリアでの越冬を終え、繁殖地シベリアへ向かう途中の立ち寄りだろう。頭や胸から腹が真っ黒の夏羽になっていい頃だが、まだ寒の戻しがあってか、夏羽へ戸惑っている感なり。

 ムナグロは5,6年前の8月下旬に西側(我がロッジ前)で5羽の小群を見た。これは秋の渡りゆえ、シベリアから南の越冬地への渡り途中。これで秋と春の渡りの両方を見たことになる。小さな身体ながら、地球を南北に旅しつつのスケール大きな営み。

 ムナグロを見たちょい先に、火山灰の柔らかいうちに噴石が飛んできた凹み(Bomb sags)を見た。「伊豆大島ジオパーク」案内板は火山弾のような書き方で、ちょい意がわからぬゆえ調べた。火山弾・塊の下の凹み。落下してめり込んだ構造のことらしい。その近くに、二つの溶岩流が合流してできたとかのトンネルもあった。

bombsag_1.jpg 鳥の地球規模の営み、火山活動などの悠久に触れて、己はちっちぇ~!と想うのも「伊豆大島暮らし」かな。


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薪仕度急ぐがいいと百舌が鳴き [伊豆大島の鳥たち]

mozu2_1.jpg ロッジ・ベランダ前電線にモズが止まった。若い時分はダイビング、ゴルフ、テニス、釣りと遊びに熱中だったが、今はベンチに寝転がって読書三昧。本を読みつつ、手の届く所に双眼鏡、望遠レンズの一眼レフを置いておく。ヒヨ、スズメ、コジュケイは聴き流すが、その他の鳴き声には読書中断で双眼鏡に手が伸びる。そうして撮った電線のモズ。

 ♪アンサは満州へ行っただよ 鉄砲が涙で光っただ~。『もずが枯れ木で』は昭和10年のサトウハチローの詩が、戦後に厭戦歌ニュアンスに変えられて歌声運動で歌われたとか。この詩の裏に関東軍、満州事変、甘粕がロシア侵攻に「大ばくち身ぐるみぬいですってんてん」と戯句を詠って自害した満州国崩壊、太平洋戦争がある。どれだけの血が流されたか。

 日本は良くなっただろうか。復興、高度成長はしたが、その後はなんだか節操なく無茶苦茶になってしまった。モズが「キチキチキチッ」と歯ぎしりしているように鳴いた。 さて、薪ストーブの薪をどう入手しようか。

 百舌鳴くや赤子の頬を吸うときに  其角が二歳になった次女・三輪を詠った句。三輪は六歳で死んだ。その年が明けた宝永四年(1707)二月三十日、其角は「釣がしてえ、兄さんよぅ・・・」とつぶやきなから死んだ。兄さんこと、多賀朝湖(英一蝶)はまだ流刑の三宅島にいた。(夢枕獏『大江戸釣客伝』より)。


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春までの留守を託すかジョウビタキ [伊豆大島の鳥たち]

jyobitaki1_1.jpg 大島を去るべくロッジ戸締りをしていたら、玄関脇にジョウビタキ(尉鶲)♂が飛んできた。都心では正月頃から目にする冬の代表野鳥だが、早くも十月中旬に初認とは。渡り途中だろうか。いや、島の越冬個体かもしれぬ。次に大島に来るのは年末か椿まつりか・・・。それまで尉鶲にこの地の主になってもらいましょうか。

 尉鶲の「尉」を「じょう」と訓読みすれば、老翁、おきな。能では老翁の役。また炭火の白い灰の意。写真でもわかる通り頭部の白(銀)色ゆえの命名。ジョウビタギの白髪を見みながら、こう思った。

 ・・・40代後半かに白髪(しらが)が気になった際に、長髪から坊主頭にした。なんと清々しいことよ。今はおおかた白髪だから、再び長髪に戻せば白髪ふさふさに、丸い黒縁眼鏡もいいかも。そう云えば、かかぁが腹を抱えて笑いやがった。「あんたはガキジジイらしく、その坊主頭がお似合いだよぅ」。


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キアシシギ島まで来ればメドが立ち [伊豆大島の鳥たち]

kiasisigi1_1.jpg 五月の連休に大島に行くと、磯にキアシシギの小群を見ることができる。南国の越冬地から、北半球ツンドラの繁殖地に戻る際に日本でしばしの休憩。これが「春の渡り」(五月がピーク)で、島にはそのちょっと手前での立ち寄り、ショートスティ。滞在は数日から1週間か・・・。まぁ、渡り鳥にとっては南国からここまで飛んで来れば「メドが立つ」ってぇもんだろう。

 島在住ならショートスティでも見る機会があろう。年に数回の島暮しでお目にかかれたとはラッキー。この時期(渡り時期)に天候が荒れると、渡り鳥は島に緊急避難もしようから、そんな年は多くの珍鳥・迷鳥に逢える『ザ・ビッグイヤー』になるかも知れぬ。次の立ち寄りは「秋の渡り」で8月がピーク。ツンドラで育った幼鳥混じりで、越冬の南国へ向かう途中。

 遠い地から日本への渡りで、大島までくれば「渡りのメドが立つ」。渡鳥らが「メド」をつけるのはいいが、昨今の政治家らは曖昧な「メドを立てる」、「近いうち」なる言葉で政治を動かそうとしている。どっちもこっちも政治家ってぇのは、しょうもねぇ~奴らだ。その隙を突いて官僚もやりたい放題。 


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磯ヒヨや美声聴かせぬ朝の海 [伊豆大島の鳥たち]

isohiyo4_1.jpg 今年五月の大島暮しでは、イソヒヨドリの美声を聴かなかった。あれは何時だったか。露天風呂「浜の湯」で夕陽を眺めつつ寛いでいれば、ツバメが上気した頬を掠め、眼を閉じれば脱衣棟の天辺に止まったイソヒヨドリの高く美しい囀りが耳をも愉しませてくれた。「あぁ、至福なり」のひと時・・・。

 今回の島暮しも「温泉+夕陽+頬を掠め飛ぶツバメ」まで揃ったものの、耳もウットリの磯ヒヨの囀りが欠けた。至福の全要素が揃うのはままならぬ。

 そう言えば、大岡信監修「短歌俳句 歳時記版」4巻を揃えているが、イソヒヨドリ記載がない。磯ツグミ、磯ヒヨ、あぎそ、磯こっこ、磯つむぎ、磯こっけい、岩つぐみ・・・古名を含めさまざまな名を有すというのに、これは手抜かりだろう。

 この磯ヒヨを撮ったのは早朝で、囀りを聴くことはできなかった。磯ヒヨが美し声で囀る季節、時間帯って決まっているのだろうか。いつの日かまた「温泉+夕陽+ツバメ飛翔+磯ヒヨの囀り」が揃う日がありますように・・・。


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ヒヨドリが群れ舞つてゐる五月かな [伊豆大島の鳥たち]

hiyo&yacht_1.jpg ここ数日、新宿・大久保の自宅前街路樹でオナガとカラスの諍いが早朝からうるさいこと。二羽のオナガが営巣しようしてい、ここを縄張りにするカラスとの争い。

 背羽と長い尾が美しいブルーのオナガだが、カラス科で鳴き声はダミ声なり。カラスに追われても負けずに居座っての攻防戦。そう言えば、それまでうるさかったヒヨドリがすっかり姿を消していた。

 そのヒヨドリが大島で群れていた。渡り鳥にして留鳥。秋と春に大群で海を渡るそうだが、遅い春の渡りの一群だろうか、この時期の大島では必ず群れが舞い騒いでいる。群れは一瞬でさまざまな形に変化して、見ていると飽きない。広い海上をのびのびと飛んでいたかと思えば、海面すれすれに塊になる。そんな時は、必ず上空に猛禽類が飛んでいる。写真上は五月晴れの長閑な海のヒヨドリとヨット。写真下はロッジ前の森のヒヨドリ。

 群れることで身を守っている。生涯「フリー」で組織に属さなかった身には、群れもまた羨ましく思える時もある。「群れんなかで、ちょっとはしゃいで飛んでもみたかったなぁ」と。

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朝鳶がけふは雨読と教えけり [伊豆大島の鳥たち]

tobi1_1.jpg 「朝鳶に蓑を着よ夕鳶に笠をぬげ」という諺がある。朝に鳶が舞ったら雨になり、夕方に鳶が舞ったら明日は晴れるの意とか。大島でも早起きは変わらずで、家人が寝ている間に磯を散歩する。するってぇとロッジ前の磯岩に鳶がいた。鳶は概ね見上げるもんだが、目線より下の鳶とは稀なり。にじり寄ってカメラを構えたら岩から飛び出し(写真)、上空に舞った。

 見上げていると上空で大旋回して戻ってきた。望遠レンズで覗いていると迫ってくるようで、ちょっと怖かった。鳶は眼がいい。坊主頭に髭で白レンズを構えた爺さんをしかと認識したに違いない。カラスは記憶力がよくて警戒すべき人物の風体を覚えているそうだが、果たして鳶の記憶力はどうなのだろう。この日、朝鳶を見て、偶然ながら曇天となって部屋ん中で読書の日に相成候。

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トビVSカラス(その2) [伊豆大島の鳥たち]

tobi&karasu3_1_1.jpg 島では読書に飽きれば磯に出た。何もない空の彼方から黒い点が二つ。絡んだり離れたりのトビとカラス。勝敗つかぬまま彼方へ飛んで行く。

 カラスが遠くのトビに向かって矢のように追撃して行く姿を見た。先にちょっかいを出したのはカラス(写真上)。この時期、カラスは繁殖期。営巣上空を飛ぶトビを警戒してか。攻撃されればトビも逆襲に転ず(写真下)。共に雑食系。棲み分けなしで「犬猿の仲」。大島暮し2週間、日々、この疑攻撃(モビング)展開を見た。

 「飛び撮り」に100~400直進ズームは至極便利だった。100側でフォーカスし、その絵を中心のまま400へ直進ズームでしっかりと捉えてくれる。★3年前のブログ開始直後に「トビVSカラス」をアップし、「月別表示」から姿を消したが今も閲覧されている。「トビとカラス」に関心の方が多い。 犬猿のトビとカラスや五月晴れtobi&karasu2_1.jpg


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ホオジロはメール時代を知らず鳴き [伊豆大島の鳥たち]

hoojiro2_1.jpg 五月の大島ロッジはホオジロの高らかな囀りが絶えなかった。この時期が繁殖期なのだろう。概ね梢頭で囀っていて、その姿はすぐ分かる。囀りは「ワッツミーティヴィー」と聴こえるも、古くからは「一筆啓上仕候(いっぴつけいじょうつかまつりそうろう)」と鳴いているそうな。今は滅びの「候文」。♂の高らかな囀りに、眼の前に♀(写真下)が飛んできた。

 今は「一筆したためる」は失われてメールの時代。実は昨日、携帯を「au」から「dokomo」に換えた。今まで大島で使えるのは「au」だけだったが、今回の大島暮しで「dokomo」が超鮮明になった。「au」は経費計上し易く法人登録していたので、その解約の面倒なこと。身分証明書、会社謄本、会社実印、さらには名刺を求められた。なぜ「名刺」なんだ・・・。「吹けば飛ぶよな身」ゆえにワープロ作成のコピー紙名刺を出せば、「そんなの名刺じゃないよ」と笑う。名刺なんぞ千円もだせば刷れるのに、「au」は名刺にこだわる。とまれ「dokomo」になって番号もアドレスも変った。携帯持たず主義のかかぁにも「らくらくホン」を持たせた。着信音が鳴るたびに大騒ぎ。

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島ならば珍鳥撮れとヤツガシラ [伊豆大島の鳥たち]

やつがしら2_1.jpg 島のベランダで読書していれば、ウグイスとコジュケイとホオジロの競演。読書疲れに磯へ出ればイソヒヨドリ、クロサギ・・・。かくして島で撮る鳥は限られてしまうが、そんなあたしを見かねて島のH氏が「島は珍鳥が多いんだ。たまにはこんな鳥も撮ってみろよ」と、庭で撮ったヤツガシラをメールしてきた。4月下旬に自宅庭に数日滞在したそうな。「これが関東だったら珍鳥出現で大騒ぎですよ。超望遠レンズの鳥撮りが連日百人、二百人・・・」。

 H氏は続ける。「島の鳥撮りサイトを見ればツバメチドリ、ヒレンジャク、ハチジョウツグミ、ギンムクドリ、ミヤマホオジロ、ツメナガセキレイ・・・と珍鳥ばかり。そう、アオバトもカラスバトも空をツゥーと飛んでるぜ。もっとしっかり探鳥せねばいけません」と叱る。H氏の熱弁は止まらぬ。「だから薪ストーブの煙突を早く直して、大島暮しを始めなさいよ。ルアーだって教えてあげるよ。ほら、これは俺が先日ヒットのヒラスズキ、ヒラマサ。なんだってなぁ、おめぇは新宿の小田急ハルク・デパ地下まで魚を買いに行くってぇ~じゃねぇか。早く島に来い。島暮しを始めろ。毎日、こんな魚が食えるぞぅ」

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鳥の敵タイワンリスの卵食ひ [伊豆大島の鳥たち]

taiwannrisu1_1.jpg 昨年のこと、神奈川・舞岡公園で鳥撮りの際に「カッ・ガァッ」の鳴き声に、「あれは何鳥?」と隣の超望遠の老カメラマンに訊けば、吐き捨てるようにこう言った。「鳥じゃねぇ、タイワンリスだ。奴らは野鳥の卵を食い尽くす」。そう言えば、週末大島暮し19年のあたしには聴き慣れた声と遅まきながら気付いた。老カメラマンは野鳥営巣の撮影観察で、卵がリスに襲われるのを目撃したそうな…。

 伊豆大島にはタイワンのリスとサルが大繁殖している。サルについて調べたことがある。…戦時中の昭和17年に大島公園から数匹が脱走。昭和39年の「島の新聞」によれば7~80頭。平成14年の朝日新聞によれば推定2千頭。平成22年1月の「asahi.com」によれば四千頭。リスもまぁ、同じような推移で脱走~繁殖し、現在は計数不能の数万頭とか。湘南のタイワンリスも大島のリスがルーツと聞いたことあり。都は平成20年から毎年補助金約2900万円を大島町に投じて駆除開始中と同comは記していた。

 我が大島ロッジ居間からベランダからもリスを観る。例の鳴き声と木々の揺れに眼を凝らせば、そこにリスがいる。写真は近所のアシタバ畑で撮った。アシタバ(明日葉)と言えば「チン立ち草」とも言うほどの健康草。これと椿の実と鳥の卵(渡り途中の立ち寄りは多いも繁殖の鳥は少ない)を食っているだろうタイワンリスは、まぁ元気溌剌。車で走行中でも、目の前で木から木へ眼にも止まらぬ速さで飛び交っている。「日本野鳥の会」の中西悟堂は「鳥は野に…」をモット―に掲げるまでは自宅で多くの鳥を飼ってい、それらを大島公園に寄贈した。大島公園のリスが野鳥の天敵になろうとは思いも及ばなかったろう。


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磯にカワラヒワとクロサギ [伊豆大島の鳥たち]

kawarahiwa1_1.jpg 昨日「新宿御苑で撮った鳥」30種と記したが、「伊豆大島で撮った鳥」も、このカワラヒワで期せずして30種め。「御苑のソウシチョウ」と同じく400㎜では証拠写真に過ぎぬが、5羽のカワラヒワが写っている。今まで撮ったカワラヒワを振り返えれば…5月・葛西ポピー畑で、6月・新宿自宅7F眼下街路樹で、7月・花水川で、11月・金山調整池で、12月・手賀沼で「カワラヒワの木」を撮った。1年中どこかに居る。

 これまた昨日のブログと同構成。遠過ぎる証拠写真の組み合わせはコサギならぬクロサギ。今までは海越え撮りだが、今回は磯岩隠れ撮り。背の細長い飾り羽が認められるが、後頭部の飾り羽は未だなく、若い個体なのかもしれない。kurosagi1_1.jpg


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島はメジロ、イソヒヨに満ち… [伊豆大島の鳥たち]

mejiro1_1.jpg 1月下旬の島は、メジロとイソヒヨドリに満ちていた。早くも咲いた椿の辺りを歩けば、鈴を振ったようなメジロの囀り。島のメジロは「シチトウメジロ」で嘴が長い。伊豆大島「椿まつり」は1月30日~3月28日。

 イソヒヨドリも至る所にいた。我がロッジ屋根にいた。磯に出る防風林を横切った。磯にいた。岡田港にいて波浮港にいた。こんなに多いのに「鳥撮り」をするまで気付かなかったとは…。まだ囀る季節ではないが、その高らかな独唱は見事。露天風呂に浸かりつつ、脱衣棟天辺のイソヒヨの囀りに、眼を閉じうっとり聴き惚れたことがある。

 東京では天気が良くなければ「鳥撮り」に行かぬが、強風でジェット艇も欠航の日に磯に出れば、ウミウもイソヒヨドリも身体を低くし風上を向いて耐えていた。なるほど、風下を向けば全羽が逆立ってしまう。当然と納得した。下写真は西の強風に耐えるイソヒヨドリ。

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ミサゴ夫婦はパンダ顔… [伊豆大島の鳥たち]

misago1_1.jpg 大島の我がロッジ前磯上空を優雅に飛んでいたミサゴ。08年11月には岡田港でも撮っていて、島では留鳥かつ繁殖しているような気がする。環境省レッドリストの準絶滅危惧種。今回は黄色の虹彩に黒い瞳まで、さらには♂♀が撮れた。写真上は胸の褐色帯が太く、♂より身体の大きな♀だろう。写真下は褐色帯が細く♀より小さな身体の♂とみた。繁殖は4~7月で一夫一妻。

 日本のタカ類では最も白が多く、白い顔に過眼線の褐色で、ちょっとパンダ顔が可愛い。脚も白く見えるが青灰色。これで時に身体より大きな魚をムンズッと捕えるというから、いつかはそんな捕獲シーンをカメラに収めたいもの。「日本書記」にも登場で、冬の季語だそうです。

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遥か遠くにイソシギ一羽 [伊豆大島の鳥たち]

isisigi1_1.jpg 伊豆大島にどれほどの鳥がいるのだろう…。渡り途中のムナグロやキアシシギ(すでに群れを撮っている)が立ち寄るなら、春と秋の渡り時期にシギ・チドリ類をはじめとする多くの野鳥を見ることができそうだ。そう思って目を皿のように双眼鏡で探れば、遥か遠くに一羽のイソシギらしきがいた。胸から腹の白羽が翼に食い込んだ形から、そう判断して間違いないだろう。イソシギは群れないロンリーバードの代表ですね。これにて撮った伊豆大島の野鳥30種目。死ぬまで50種は撮れるかな。いつの日か、渡り時期に島の北か南端の岬に日がな一日座り込み、遮るものが何もない水平線と青い空を眺めつつ、渡り鳥の行き来を眼にしてみたいと思った。

 昨日、バイクで田端の印刷屋さんに行った際に動坂下の天祖神社に寄り、「鷹匠組」と書かれた石柱を確認した。隣の駒込病院を建てる際に当神社に移した…という案内板あり。石柱探しに境内を歩いていたら石畳を踏み外して左足首をひねった。目下、湿布で痛みに堪えている。


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ロッジ前磯でイソヒヨドリと遊ぶ [伊豆大島の鳥たち]

isohiyodori1_1.jpg ロッジ前の磯でイソヒヨドリを撮った…と言うより遊んでもらった。親鳥の♀がいて若鳥が周囲を飛び回っていたんです。親鳥はこの個体より一回り大きく、羽も黒っぽかった。磯岩に座り込んで双眼鏡で小一時間も見続けていると、遠くの岩の天辺に止まったかと思えば、近くに飛んできたりする。意外に人懐っこいのかもしれない。この子は茶褐色の鱗模様があるから♀かな?、それともこれからきれいな♂の姿になって行くのかな。それにしても何やらメカニカルな脚(爪)が面白い。写真下の♂は頭と喉と頸後ろが暗青色で、胸と胸部がレンガ色、翼が濃いブルー。とてもきれいな姿をしていた。

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 ★明日は総選挙投票日。さて日本は新しい姿に向かって飛び立てましょうか。何度も期待し裏切られ諦めてんだが。★昨晩、再び石川さゆりさんのコンサート取材。今度はカメラなし。帰宅後の会話。「おまいさん、A新聞にコンサート評がカラー写真付きで掲載だよ」。「あぁ、それは俺が撮った写真だな。他にいい写真がいっぱいあったろうに何でそれを選んだのか」。


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渡り途中のムナグロ7羽 [伊豆大島の鳥たち]

munaguro4_1.jpg 8月24日の島行きが決まって、伊豆大島「駅」さんのサイトを拝見したら、8月13日撮影のムナグロがアップされていた。渡り途中の群れゆえ、すでに抜けているだろうと思ったが、12日後の8月25日に同じ磯に同じ7羽の群れがいた。

 4月下旬頃のムナグロは胸から腹にかけて真っ黒の「夏羽」になるが、これはすでに「冬羽」に向っているのだろうか…。淡水湿地を主な採食場とするムナグロの、磯岩上の姿は珍しいかも。加えてこの磯場での採食は難しそうで「早く本土の休耕地などに飛んだ行きなさい」と思いつつ撮った。ライフリスト120種目。「伊豆大島の鳥たち」29種目。

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ムクドリと薪ストーブ [伊豆大島の鳥たち]

simamukudori1_1.jpg GW前の大島暮しで撮った鳥写真ラストは、ヒヨドリと共に嫌われ系のムクドリ。これにて「伊豆大島の鳥たち」28種目。好かれぬ鳥だが、飛翔時の姿は意外に美しい。黒い三角形に見え、腰と尾羽先端が白。ツバメに似てなかなかモダーンです。他に気になった鳥はケイカイ磯の沖岩がウミウのタマリ場になったとみえ、岩が糞で白くなっていたこと。どこに塒があるかわかりませんが、さぞや糞で真っ白…と思われます。

 初めてのGW前の島暮し。島が賑やかになる前の静けさといった感でしたが、実はのんびりどころか、老体に鞭打ち新物置設置などで重労働を強いられました。旧物置整理で久しぶりに大工道具類に再会。すべて動きました。チェンソーも2年振りに稼働。これから夏というのにちょっと薪作り(下写真)。また趣味の日曜大工復活かなという気になっています。ひょんなことからたくさんの食材もいただきました。かかぁは試行錯誤していた「はんば飯」の教えを(あたしらが島一番の味と認める主婦から)乞うて完璧マスターでご満悦。さて、今度はいつ行き、どんな島暮しをしましょう。そうだ、グミの花がいっぱい咲き始めていました。実は6月とか。グミ酒作りに行きましょか。

★昨日でアクセス(ページビュー)6万。約1年で6万は月平均5千。この数字って少ないのか多いのかさっぱりわかりませんが、ご高覧サンキュ~っす。

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梢頭のホオジロ、ウグイス [伊豆大島の鳥たち]

simahoojiro2_1.jpg 大島にはホオジロが多い。スズメと同じほど多く、いつも囀っている感がある。多くは梢頭で高らかに熱唱で、写真も容易に撮れる。この写真もロッジ庭を覆う葉桜になったオオシマザクラの梢頭で囀っていた姿。島暮し毎に1度は撮って、あとはカメラを向けることなく囀りを楽しんでいる。同じく島にはウグイスも多い。朝から「ホーホケキョ」の見事な囀りを楽しませてくれるが、こっちはなかなか姿を現わさない。目前の藪で鳴いているのは確かだが姿は文字通り「藪ん中」。そんなウグイスもホオジロと同じく梢頭でも囀ることあり…と今回知った。海沿いの防風林のひと際高い木の天辺で「ホーホケキョ」 と囀っていたかと思うと、サッと藪ん中に急降下し「ケキョ・ケキョ」と鳴いていた。このパターンを何度も同じ木で繰り返しているのを撮ったのが下の写真。遠くて逆行の不鮮明写真だが、わずかに黒い過眼線と白い眉斑が認められる。いつかはきっと間近の順光で撮ってやる…。

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1年後にやっと撮れたキジ♂ [伊豆大島の鳥たち]

ohsimakiji1_1.jpg 当ブログ開設1週間後に大島のキジ♀の飛び出し姿をピンボケ写真でアップし、今回やっと♂が撮れた。♂♀を撮るのに1年がかり。のんびりペースの鳥撮りです。撮影場所も1年前が空港南端で、今回が空港北端。そう思えば島全域が鳥撮りフィールドで、的が絞れない。未だ26種目で50種撮るのに何年かかるやら…。最も身近な藪で始終鳴き声を聴き、カメラなしでは何度も目撃しつつも写真に撮れぬコジュケイもいる。まっ、のんびりとした島暮しにふさわしいペースで鳥撮りを続けて行きましょ。いつかはきっと50種、100種…。写真下は目前で自動車道を横断中の後ろ姿。

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牧場のアマサギ [伊豆大島の鳥たち]

amasagi1_1.jpg カメラを持たぬと何故か鳥撮りチャンスに遭遇する。ロッジから海に抜ける道でコジュケイの番いを轢きそうになった。一瞬、一羽が死んでいるかと思ったが砂(泥)浴び最中の車の急接近で、その恰好のまま固まっていたのだ。絶好のシャッターチャンスを逸した。同じくカメラなしで農産物即売場「ぶらっとはうす」で買い物の際、その横の牧場でキジとサギを見たが、これも撮り逃がした。後日の雨天。小雨になった間に「虫が活発化し、鳥たちが捕食に出現かも…」の読みで牧場に行った。読みが当たった。遠くにキジとサギがいた。ナニ?サギだろうか。遠くの被写体を狙い続けていれば、なんということでしょう、徐々に近づいてくるではありませんか。サギはかすかに額に黄褐色(下写真)。アマサギではないか。未だ若鳥か冬羽かで、これから夏に向かって頭・首・背が次第に亜麻色に変わってくるはず。図鑑を見れば夏鳥として日本に飛来し、他のサギと違って草原や牧場を好むとあった。アマサギに間違いなし。撮っているうちにカメラに慣れたか、フワァ~と飛んで眼の前の牧場の杭に止まった。同じく遠くにいたキジ♂も牧場間の道路を跳ねつつ渡って眼の前に来た。あたしのカメラは途端に慌ただしくなった。アマサギであたしのライフリストは久々更新で114也。

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ツバメ営巣す [伊豆大島の鳥たち]

ohsimatubame2_1.jpg 16日、伊豆大島暮しをせんと新宿・大久保の家を出た時に、2軒隣マンションの地下駐車場からツバメが飛び出してきた。どうやら昨年の巣に入ったらしくホッとした。そして島の露天風呂でツバメが頬を掠め飛ぶ至福を堪能。島でツバメを撮るなら岡田港だろう。桟橋待合棟やお土産屋の壁に多くのツバメが営巣作業中。上の写真は土産屋2階の飲食コーナーに昇る階段口のツバメ。わざわざ人の通る頭上に営巣し、猛禽類から身を守っている。下の写真は桟橋待合棟の壁で巣作り中のツバメ。♂♀で土を運んでいた。♀の作業中に土を運んできた♂が、♀の作業が済むのを近くで待機するなどの交互作業。そんなに慌てるこたぁ~ないのに、せっかく運んできた土を塊のままボソッと地上に落としてしまうことままなり。東海汽船スタッフが、客の頭に土が落下せぬようパイロンを置いていた。ここなら抱卵から子育ての様子もしっかり観察(撮影)出来そうだが、そうもいかず、新宿の地下駐車場入り口天井の巣をそっと観察することにしましょ。後ろ髪をひかれる気持で東京行きジェット艇に乗り込んだ。

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裸にてイソヒヨ・ツバメ至福哉 [伊豆大島の鳥たち]

isohiyodori1_1.jpg 元町近くの露天風呂「浜の湯」が大好きです。湯に浸かりつつ沈む夕陽を眺め、古老たちの話に耳を傾ける至福。この時期はそれらに加え、脱衣棟の屋根天辺にとまったイソヒヨドリの囀りが楽しめます。ピョピョピョピョピィヨォ~イ…と♂の囀り。うっとり聞き惚れている頬を、ツバメが掠め飛び交います。かかぁがこう言ったもんです。「おまいさん、池波正太郎の鬼平を読んでいると<ツバメが頬を掠め飛ぶ>というフレーズがよく出てくるんですが、あの表現はホントだったんですねぇ」

 新宿・大久保のマンション7階ベランダから、繁殖のため東南アジアから戻ってきたツバメの、それは見事な飛翔を眺め楽しんでいるあたし達にとっては「頬を掠め飛ぶ」という体験は希有なこと。ここ「浜の湯」では湯に浸かり上気した頬を5,6羽のツバメたちが掠め飛び交っているんです。

 露天風呂にカメラは持ち込めませんから、写真は「赤禿」磯場のイソヒヨドリ♂。この時期、どこの磯場でもイソヒヨドリの囀りが聴けますが、ここは決まった営巣地なんでしょう、いつ行っても♂♀の番(つがい)を見ることができます。そしてツバメを撮るなら岡田港…。


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うむ…亜種オオシマイタチ? [伊豆大島の鳥たち]

ohsimaitati1_1.jpg 8日間の大島暮し最後の日に、なんとまぁ、イタチをカメラに収めてしまいました。ネット調べをすれば、これは大島在来種のニホンイタチの小型「亜種オオシマイタチ」かも知れません。いるんですね、こんなのが…。撮った辺りにコジュケイの鳴き声もしましたからキジを含めて地上営巣の野鳥たちへの影響もありましょうから「伊豆の鳥たち」カテゴリーにアップ。三宅島や八丈島ではネズミ退治に持ち込まれたニホンイタチが生態系を壊していると聞きますが、このイタチが大島在来種ならば貴重な存在かも。本来は夜行性で、よくもまぁ鳥撮りのカメラに収まったものです。警戒心が強いんでしょう、かなり離れていましたがシャッター音に敏感に反応してサッと隠れてしまいました。(平成12年刊「大島町史自然編」228頁にオオシマイタチの記述あり)

 今回の島暮しは、錆び朽ちた物置換えの重労働が待っていた。新品物置の設置、旧物置の荷物整理と破棄などで疲労困憊。その間に撮れたのはイソヒヨドリ、ツバメ、キジ、アマサギ、ウグイス、ホオジロ、ムクドリ…。そして最後がこのイタチ。そう、「三脚+フィールドスコープ」の島在住バードウォッチャーに初めてお逢いした。

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大島のオオセグロカモメ [伊豆大島の鳥たち]

ohoseguro1_1.jpg 岡田港のオオセグロカモメ。セグロカモメかと迷ったが、翼の黒さや下嘴の脹らみからオオセグロと判断した。このカモメは鳥撮りを始める前、平成18年の石川さゆり『かもめの女房』宗谷岬キャンペーン帯同の際に撮っている。サハリンが見える宗谷の海岸で、鶏みたいに大きなカモメに驚きつつ撮ったものだ。写真下の大あくび写真は波浮港にいたオオセグロカモメ幼鳥第1回冬羽とみたが、いかがだろうか…。★波浮港に行った際に、薪の集積された一画があり、少し分けていただこうと挨拶したら、波浮港をひらいた秋広平六さんを祖とする秋広さんで、波浮の昔話や、なんと「洋画家・中村彝に父が肖像画を描いてもらった」その絵を所蔵しているなど貴重な話の数々をうかがった。中村彝は「浜の湯」の長根浜公園に像がある。新宿中村屋の祖・相馬愛蔵の妻・黒光に恋をし、さらにその娘・俊子との結婚を夢みるも黒光に拒絶されての大島滞在。東京・目白では今も彼のアトリエ(大正5年築)保存の運動が展開されている。★こんなブログを書いていたら、島の大工さんから朽ちた2Fベランダ撤去・補修工事の報が入った。隠居小屋保存も大変です。★石川さゆり3月25日発売の新曲『惚れたが悪いか』凄くいいです。小股の切れあがったいい姐さんが吠えている。ご期待を…。

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岡田港・波浮港の越冬ウミネコ [伊豆大島の鳥たち]

uminekooyako1_1.jpg 西向きの海っぺり我がロッジの冬は、居ながらにして夕陽を拝めるものの、時に家を破壊せんばかりの強い西風が夜通し襲ってくる。怖いから冬の大島暮しは敬遠しがちで、この時期の鳥事情はまったくわからない。で、岡田港に行けばカモメ類が群れていた。遠目で4種ほどいるかと撮ったが、ウミネコとオオセグロカモメのそれぞれ幼鳥混じりだった。漁師は「もうちょっと前まで真っ白になるほどいたが、今は少し減ってきた」と言った。ウミネコは日本の東北地方などで繁殖し、大島には越冬で飛来する。2月の銚子漁港の越冬カモメは約15万羽というから、そこ経由で渡ってきたのかもしれない。写真はウミネコ成鳥群のなかに第1回冬羽に移行中の幼鳥らしきが中央にいる。幼鳥は褐色の羽に灰色混じりで脚も嘴もピンクっぽい。3年で成鳥になる。成鳥は脚と嘴が黄色で嘴先端が黒と赤、アイリングは赤。飛翔姿で尾羽の黒い帯が特徴。この時期、波浮港の方がより多くいたが、2月下旬頃から繁殖地に帰って行くそうで、今回見たのは帰って行く直前だったのかも。写真下は第1回冬羽の飛び姿。すでに尾羽に黒い帯があった。

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ジョウビタキ♀と島の珍鳥情報 [伊豆大島の鳥たち]

jyobitakimesu_1.jpg 今回の大島暮し中、常に隣ロッジのベランダにいたのがジョウビタキ♀。縄張りを主張してか時に甲高く「ヒィ・ヒィ」と鳴いていた。あたしの初認は明治神宮で12月21日。きっと同じ頃に島に渡ってきて、間もなく春の渡り時期でしょう。なお♂は泉津で見た。★帰京間際に大島広報誌を見れば、2月7日の三原山火口付近をねぐらにする「ハギマシコ探鳥会」告知が載っていた。帰京後にネット巡りをすれば、100羽ほどが夕方に火口近くの枯れ草に入っていくのを見た…等の報告があった。★岡田港漁師や泉津の女性から「ペリカンみたいで嘴が平らな鳥が数日居た…」とも聞いた。ヘラサギだろうか? 共に後の祭り。「島の鳥情報」に通じる手を考えなくてはいけないようです。
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大島のシチトウメジロ [伊豆大島の鳥たち]

sititoumejiro1_1.jpg 日本のメジロは6亜種いて、伊豆諸島のメジロは「シチトウメジロ」だそうな。あたしの図鑑には野外認識はできない…との説明なので、より詳細識別を求めネット調べをした。概ねこんな違いがあるらしい。「通常メジロに比して腹面が白く、嘴が長いのを亜種シチトウメジロと識別したらいいだろう」と。大島・泉津で撮ったメジロ(写真)は腹が白いが、色は光具合で変化するから、嘴の長さ比較を新宿御苑(アップ左)と伊豆大島(アップ右)のメジロの嘴比べを試みてみた。「うむむ、やはり伊豆大島のメジロの嘴は長くて立派じゃないか」。メジロとて島と本土の渡りもしようし交配もあろうから、本当のところはDNA鑑定でもしなければ正確にはわからぬだろうが、趣味の鳥撮りとしては、この比較をもって「亜種シチトウメジロ」と識別してもよさそうな…。この時期の島のメジロのアップ写真を見れば、どのメジロも嘴周りは花粉だらけ。椿の受粉に活躍しているようでもあります。鳥撮りってぇのはこんな些細な調べ事も結構楽しいもの。かくしてあたしのライフリストは110に也申候。

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クロサギとハンバノリ [伊豆大島の鳥たち]

kurosagitobi1_1.jpg カラスから黒続きのクロサギです。ケイカイ磯にい、人影(あたし)に気付いたか万立方面の磯場に飛んで行くところを連写。観ていたら今度は野田浜方面に飛んで行った。どうやらこの辺りを餌場にしている様子で、10月末に野田浜で撮った同個体のような気がする。今回は飛び写真のみだが、また磯岩で波と闘いつつの捕食シーンを観たいもの。留鳥で番(つがい)でいるなら、ぜひ繁殖を期待です。

★黒づくしを続けるなら、大島は今「はんばのり」シーズンか。料理好きかかぁは、スーパーで「生はんばのり」を見つけて歓喜。三つも買って冷凍保存法を訊いていた。購入の夜はさっそく「はんば飯」を作ってくれた。島滞在最後の夜は元町「夜まつり」に行き、民宿・三佳ブースで「乾燥はんば」と「はんばのり握り飯」を買い、はんば料理のレシピメモまでいただいた。帰京後に三佳ブログを拝見すれば、磯場のはんば採り~乾燥までの写真説明あり。「これで<はんばのり>がよぉ~くわかった。おまえさんが鳥撮りなら、あたしも来年ははんばのり採りをするわぁ」とかかぁが張り切った。

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遅ればせに初ハシボソガラス [伊豆大島の鳥たち]

simahasibosigarasu1,jpg_1.jpg 新宿暮しのあたしが眼にするカラスは、いつだってハシブトガラスで、伊豆大島暮らしで初めてハシボソガラスを認識。ここでは探さなくても普通にいて、まさに遅ればせながら初アップでライフリスト109です。ハシブトは上嘴が太く湾曲して額が出っ張っていますが、ハシボソは嘴が細く、その基部に髭状の羽毛が伸びています。ここ最近、カラス本を数冊読んでいてカラスに対する関心が深まってのこともありましょう。頃は性ホルモン活発の2月末、ならば…「そう、あの二羽はカップルになったばかり。んまぁ、♂が獲った餌に♀が甘えていますよぅ」(写真下)なぁ~んてことまでわかってきたような…。★岡田から泉津への旧道沿いにカラスバト棲息の報を得て1時間ほど探したが見つからず。「朝夕に必ずこの谷を渡るように飛んでいる」と地元釣り人。「調査の方らしきがよくカウントしている」と在住者。いずれは撮れましょう。

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