薪ストーブとコタツとテレビ

　島に着いた初日は、どうも調子が出ない。カルチャーショックに近い感あり。なんたって夜7時になれば島全体が漆黒の闇。島から新宿・歌舞伎町への逆と言えば理解いだだけよう。

　露天風呂「浜の湯」に浸かり、写真の薪ストーブを愉しんでから、やっと島暮しのペースが戻ってくる。しかし今回は、どうも塩梅が悪い。原因はストーブの反対隅に設置のテレビだ。悪いことに、その前にコタツもある。コタツとテレビ。これをやったのでは島に居ることを忘れる。やはりテレビを持ち込んだことに反省しきり。

　新宿に戻れば戻ったで、即、東京ペースには戻らぬ。島は意外に車社会。ドアツゥドアの生活。島暮しから東京に戻って、萎えた脚を鍛えるべく昨日は余丁町～曙橋～新宿の1時間ウォーク。

　今日は、昔の「渋公」で石川さゆりコンサートを拝見する。「時には奥様とご一緒にどうぞ・・・」と事務所がチケット2枚を送って下さった。そう、さゆりさんはご自宅ストーブの薪をご贔屓ピザ屋さんから譲っていただくとか。日本橋浜町・明治座近所に都内ピザ屋さんへ薪を売っている創業80年の風見燃料店がある。あたしは中野「島忠ホームセンター」で買ったエンジン・チェンソーと斧で汗を流しつつ薪作りをする。