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グレタさんと日本の麻生副総理 [異常気象と地球温暖化]

gretahon.jpg まずグレタ・トゥーンベリさんの演説を以下にまとめる。

 IPCC最新報告書は、2030年頃までに必要な変化を起こさないと、私たちは引き返せる時点を越えてしまい、人間にはコントロール不能な、あと戻りできない連鎖反応が起こって破滅に向かうだろうと予測しています(ポイント・オブ・ノーリターン)。

 それを避けるには、2020年までに二酸化炭素の排出量を急速に減らす必要(50%以上が削減されるような変化)があります。しかしながら世界における二酸化炭素の排出量は依然として増加しているにも関わらず、緊急事態に対して未だに表面的な対策しか行われていません。

 加えて、この予測には北極の永久凍土が急速に溶けた場合に放出される強力なメタンガスなどは計算に入っていません。温暖化を1.5度~2度まで抑えられる可能性があるのは、2020年までに二酸化炭素排出量を急降下できた場合だけです。


 以上に比して、去る10月25日の麻生太郎副総裁の北海道での選挙演説は~「北海道のコメがうまくなったのは、温度が上がったからだ。温暖化というと悪いことしか書いていないが、いいことがある」。

 大バカ副総理の発言が、環境 NGOで作る「気候行動ネットワーク」(CAN)に届いていたら、日本は大バカ大賞、こんな図柄の大賞を受賞していたかもしれない。

 れいわ新選組・山本太郎代表「もうすでに万死に値する人間。政治の世界から一刻も身を引くべき人間である」。COP26で国際環境NGO「ジャーマンウォッチ」は、日本の環境対策は45位。 


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