妖艶なる花を食らうヒヨドリ [新宿御苑の野鳥]
「おまいさん、明日から菜種梅雨だよぅ。今日のうちに身体を動かしておきましょ」ってんで、新宿御苑散歩することにした。例の「年間パスポート」手続きもしましょ。隣の隠居“鳥琴”さんも誘った。「特別な鳥が撮れもせず…」と渋ったが、「100-400に×1.4テレコンの手持ちMFの練習をしたら」に重い腰をあげた。
御苑に着き、鳥琴さんはバッグからカメラを出してゲッと眼を剥いた。ファインダーのアイピースがない。バッグをひっくり返すも出てこない。トラフズクを撮りに行った際に外れ落としたのだろう。これでテレコン手持ちMFは難しい。
白木蓮の年増女のような妖艶な花が咲いたかしら…と楽しみだったが、ポツポツと開花。だが、どの花も無残なり。ややして原因が分かった。その肉厚の白い花弁をヒヨドリが旨そうに食らっているではないか。あたしらは伊豆大島の農作物即売場で、ハイビスカスに似た花オクラを食らう愉しみを覚えたが、ヒヨドリが木蓮の花を食うとは…。見ていると実に旨そうだった。鳥琴さんの撮った写真は、かくなる事情でピンが甘い。あたしたちは御苑でさらなる発見をするが、それは明日…。
2010-03-06 06:12
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