SSブログ

冬の鳰お前の孵化を見届けし [新宿御苑の野鳥]

nio2_1.jpg コブシの綿毛にも似たカイツブリの羽毛。当個体は今年4~6月に亘って「抱卵~孵化~巣立ち」を観察した鳰(にお=カイツブリ)の子。あれから半年後の成長を見れば妙な親近感が湧く。「お前の孵化を見届けたんだぞ」と親戚の叔父にでもなったような気分で、一羽づつ名前を付けてみたい。

 振り返れば、カモらが渡り帰った閑散の春の池に鳰が6羽で3番(つがい)。それぞれが浮き巣作りで繁殖気配があったが、実際に抱卵したのは玉藻池のひと番だけだった。その一番子が4羽孵って、それぞれが餌採り出来るまで見届けた。親鳰が二番子の抱卵を始めた頃から連日炎暑が始まって観察中断。果たして二番子繁殖はあったのだろうか。都心公園でも通い続ければ植物、鳥それぞれに「物語」が成り、それなりに面白い。※「見届けし」の「し」は強調の副助詞で遣い方は間違っていないかしら。


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。