カワセミの電光石火狙いどり [新宿御苑の野鳥]
2月初旬のこと。新宿御苑では彼方此方の池が凍って、この池の一画だけが凍らなかった。そこがカワセミのダイブ(餌獲り)ポイントになった。カワセミ撮りが並んでいたので、あたしも防寒ズボン、携帯椅子、一脚持参で並んだ。
ダイブポイントにマニュアルフォーカスで「置きピン」。片眼でカワセミ、片眼でファインダーを見る体制でダイブする度に連写。水に突っ込む瞬間も、水から飛び立つシーン(写真)も撮れた。あとは背景、タイミング次第。数撮れば良い写真も撮れそうだが、「カワセミ専科」ではないので、そこそこで引き揚げた。
後日、同ポイントに行けばカワセミを追い散らす人がいたり、池が汚れたりして、カワセミは同ポイントから去った。「おくのほそ道」シリーズで<カワセミや石より白き糞の上>と詠んだが、もう一度・・・。<カワセミの電光石火狙いどり>。カワセミが小魚を「狙い獲り」と、「置きピン」で「狙い撮り」の両意。
新宿御苑は、あと1週間もすれば「寒桜にメジロ集合」の春の風物詩が愉しめる。
2012-02-29 06:43
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