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皇居前つらなり走る野分かな [新宿発ポタリング]

runner_1.jpg 自転車散歩に快適な秋です。あたしは懲りずに下町や東京湾埋立地へ走る。まずは外濠から内濠へ。半蔵門に至れば〝皇居ランナー〟らに出逢う。自転車を片隅に寄せると、脇を老若男女のランナー群が反時計回り、つまり日比谷への坂を嵐(野分)のように走り下って行く。

 昨今のランナーウエァはファッショナブルで、その躍動する姿を見るのは楽しいが、よくよく観察すれば脚の筋肉は悲鳴をあげ、呼吸も荒い。おそらく仕事も頑張ってい、その上なお、苦に耐え走っているのだろう。

 山の手から下り坂で日比谷へ至れば〝皇居ランナー〟とはお別れ。あたしはさらに東へ(臨海埋立地)、北へ(下町)、南へ(芝・品川方面)と走り続ける。だが「行きは良い良い帰りは恐い」で、山の手への帰路は概ね上り坂になる。まずは内濠・外濠の上部へ、さらに武蔵野台地(淀橋台や豊島台)への上りになる。

 帰路が辛いのを知っていながら、自転車に跨れば性懲りもなくまた坂を下って下町、埋立地へ走りたくなってくる。帰路の辛さは鍛錬次第で、そのためにも小径自転車(20㌅)で大腿筋パワーアップが必要。かくしてまた走る。辛さに耐え走るランナーらと同じだなと思う。昨日10日は「体育の日」。そう、東京オリンピックの時は、騒がしい東京を脱して友と伊豆で遊んだことを思い出した。


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