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啼き猛る百舌鳥の地となり島暮し [週末大島暮し]

mozu1_1.jpg 今回の島暮しは、百舌鳥の猛々しい高啼きに迎えられた。歯ぎしりのような「キチキチキチッ」の啼き声は幾度も聴いていたが、今秋(十月下旬)の百舌鳥の高啼きの凄まじいことよ。文字通り「百舌鳥」の名を遺憾なく発揮してさまざまに啼くが、その甲高さ・鋭さは変わらず。

 ヤツ(百舌鳥)は、この防風林伐採の一画をナワバリに定めたことを高らかに主張している。「庭の管理もできねぇ爺さん婆さんには、この地は渡せねぇゼ」と啼いているような。

「おまいさん、百舌鳥がバッタを捕まえたよぅ」。かかぁが窓の外を指さす。電線に止まった百舌鳥の嘴で大きなバッタが暴れていた。どこかの枝に突き刺すのだろう。早贄。小さな猛禽の猛々しさに、生命力も枯れ始めた我らは、この地で肩身狭く暮らす他はない。情けなくも「一眼レフ+望遠レンズの重さ」にも負けて、島に持参はコンデジ。シャープにはとても写せない。

 島のTさんは同世代だが、何と!突きん棒で50㎏のクロマグロを仕留めたばかり。弱気のあたしに「ダメ・ダメヨ。人生これからじゃないか」と言う。クソッ、「空元気」で生きてみようかと思った。


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