SSブログ

ロブスターに手こずる [暮らしの手帖]

homard3_1.jpg 我が家のクリスマスは息子らの好みでステーキで、元旦はカニだそうな。あたしらの両親が健在だった頃の正月は、実家に戻って年に一度の着物姿になってお屠蘇、お節料理、お雑煮だった。あたしの代になって江戸時代からの伝統歳時・習慣・食事を失った。崩壊した。責任重大なり。

 門松もなし。節分はマンション中に響く大声で「鬼は外、福は内」と叫びつつ豆をまいたが、子が独立してから止めた。お盆はマンション廊下で〝迎え火〟を炊いたが、管理人に怒られそうで止めた。今は住民の1/3は異国の方になっている。

 で、今年はクリスマス前の22日に、新聞折り込みチラシで見た「ロブスター」を買って食った。食う前に淡彩スケッチと思ったが、上手く描けずにグリグリ描き込んでしまった。来年は「絵画教室」に通って少しは腕を上げましょうかねぇ。

 さてロブスターは、爺さん婆さんで「あっ痛ぇ、危ない」と絶叫しつつ料理ハサミで格闘。〝あぁ、面倒臭い。二度と喰わねぇ〟と決まった。後で「イオン」サイトに紹介されていたロブスターの裁き方を見た。やはり軍手は必要で、非力な爺・婆では無理だと知った。我ら亡き後の子、孫らはどんな正月を迎えるのだろうか。


コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。