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波習作3:大波の三様相 [スケッチ・美術系]

areruumi_1.jpg 波の習作3作目は、ちょっと面白い写真を選んだ。ワンショットに、波の表情が3等分されていた。右側は波がムクッと盛り上がった感じ。真ん中は波の表面がザワザワと泡立って、左側は波頭が砕けて真っ白になっていた。

 これは波の主な3大表情かも知れない。白く泡立った模様の感じがなかなか描けない。この泡模様が出来るには、何らかの法則も働いているのだろうが、そんな事を説明する本などはないだろう。

 婆さんが、この絵を見て笑った。「まだ初心者の域を出ないね。波ってぇのは海がグワッと盛り上がるのよ。その躍動感、神秘感、ダイナミズムがまったく描けていない」

 「ダイナミズム=内に秘めたエネルギー、力強さ、迫力」。そこまで言われて、自分でも一体なにを描いていたんだろうと猛反省しきり。やはり、ここは先生が必要か。ネットで海を描く達人を探してみた。

 ウィンズロー・ホーマー。アメリカを代表する画家。英国の北海に面する漁村カラーコーツに滞在して海を描いた。後にフロリダ、キューバ旅行。明るい海の絵を描くようになった。油絵も描いたが、アメリカ水彩画の伝統を確立したそうな。「おぉ、その絵を見てみたい」。だが新宿や渋谷の図書館になし。「Winslow  Homere」で検索すると洋書で5千円程。都中央図書館(閲覧のみ)にあった。さて~。

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