ライフリストたったの46・・・

　「ザ・ビッグイヤー」を読んで、知った言葉を無理に遣ってバーダー（探鳥家）を気取って書いてみれば…　あたしのライフリスト（数えた鳥の通算リスト。あたしの場合は撮った通算リスト）は僅か46種。バーダーの扉前をウロチョロしているに過ぎない。買ったばっかの「絵解きで野鳥が識別できる本」（叶内拓哉著、文一総合出版）で、入念にフィールドマーク（ある種を他の種と区別する見た目の特徴）をチェック。しかも石川さゆりさんの平成18年ん時の『かもめの女房』宗谷岬キャンペーン取材で「あぁ、そう言えばニワトリみてぇなカモメが写真の片隅に写っていたなぁ」なんてぇのまでも探し出した上でのこと。この調子だとライフリスト100まで行かない前に死んじまうわと思った。そんなことで遊んでっと、かかぁが「おまいさん、テレビで鳥をやっているよぅ」と声をかけてくれた。「さわやか自然百景～能登　舳島（へくらじま）」。5月中旬撮影で、この時期は渡り途中の鳥が立ち寄るとか。海女だけではなく、バードウォッチャーの聖地だってさ。にわかに5月の舳島があたしの夢になってきた。いや待てよ。山形県酒田市の飛島もいいみたいだ。舳島からこっちに人気が移っているとか。まずは10月に旅しましょうか。そして４～５月はやっぱり三宅島。大島～三宅島のプランですね。こんな鳥撮り旅行プラン作りも楽しいもんです。（写真左から宗谷岬の嘴先端下に赤斑がオオセグロカモメ、上野不忍池で嘴の赤がユリカモメ、嘴先端が赤と黒はウミネコ。ちなみにカモメ科はアジサシ類を除いて26種に及ぶとか）