オシドリ、キンクロハジロ、ホシハジロ [私の探鳥記]
中西悟堂「野鳥記」11巻目を読んでいたら「昭和12年の小石川後楽園の鳥」の項があった。ここで14種が繁殖しているとあって、オシドリもリストアップされていた。あたしが「鳥撮り」を意識していなかった今春に、梅を観に小石川後楽園に行った。持参したのが買ったばかりのEFS-17~85㎜のレンズ。池が小さく、餌付けもあったのだろう、人を恐れずに手を伸ばせば届く距離で悠々と泳ぐ鳥たちを撮った。今「野鳥記」を読んで、ここで戦前から繁殖していたと知って、その悠々ぶりが納得できた次第。一方、新宿御苑のオシドリはいつも大きな池の薄暗い木陰下にたむろっていていい写真は撮れない。あたしには「鳥撮り」を意識する前に、そんな感じで何気なく撮った鳥たちがパソコン内に15~20種はいて、そこからライフリストのスタートなんです。写真はその時の小石川後楽園で、上からオシドリ、キングロハジロ、ホシハジロ。 …そう・そう、キンクロハジロとまったく同じヘアスタイルの某紙記者がいて、取材現場で彼を見かけるとそのヘアについ見とれてしまいます。それと最近の朝日新聞には鳥好きの記者がいるようですね。今までまったくなかった鳥記事がマメに掲載されている。今日は「絶滅危惧種など49種の鳥や植物…横田基地」(バードストライクのコミミズクやチョウゲンボウの写真掲載)と「南海の翼 再び空へ」の見出しで東京農工大で保護されていたアカアシカツオドリの飛び立つ写真が載っていた。
2008-08-06 10:12
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