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「鳥撮り」は原初を垣間見ること [私の探鳥記]

medaitidoriup.jpg 昨夜寝ながら「鳥撮りは何故にこうも、胸がときめくのだろうか」と考えた。シベリアオオハシシギ、オオソリハシシギ、ソリハシシギ、そして写真のメダイチドリらの干潟の餌(生物)をついばむ姿を想いつつ、こう思った。

 「鳥撮りってぇのは、原初を垣間見ることじゃないのかなぁ」と。人間の凄まじい欲望によって人工化を競う現代(都会)にあって、針穴のように遺された干潟はまさにサンクチュアリ…。海を守る(浄化する)干潟の生物たちを糧とする鳥たちの姿をファインダーを通して見るってことは、太古の時代から続いてきたに違いない自然の営みに触れることじゃないのかなぁと。それはまた田や森に棲む鳥たちの姿とて同じこと。鳥撮りの魅力のひとつに、そんな原初的感動もあって胸が揺さぶられるんじゃないかなぁと思った次第。

 ねぇ、堂本千葉県知事さんよ、今は「発展」することより、少しでも自然をあるがまま保存することの方が大切な時代じゃないのかなぁ。ラムサール条約に早く三番瀬の申請をしましょ。

 さて、写真はメダイチドリで正解でしょうか。夏羽は太い黒色の通過線と頸から胸の赤褐色が特徴ですが、冬羽に移行するとこんな感じですよね。あるいは若鳥なんでしょうか。あぁ、漢字では「目大千鳥」で、なるほど眼が大きい。ライフリスト69。


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