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呉地正行著「雁よ渡れ」 [野鳥関連本]

ganyowatare_1.jpg 冬を迎えるにあたって冬鳥の代表「雁」について知りたくなったきた。すでに北の地には多くの雁が渡っていよう。そんなことで入手したのがこの本。著者は東北大に入学間もない頃に伊豆沼近くの田んぼで初めて雁の群れに遭遇して魅せられた。以来、雁の生態調査から保護の諸活動を展開。ヒシクイとオオヒシクイの違いに気付いて日本とロシアの共同調査からその飛来ルートの違い、生態の違いを把握。シジュウカラガンやハクガンの回復活動、コクガンやマガンの調査、また冬の湿原「ふゆみずたんぼ」普及などに尽力。日本雁を保護する会・会長。鳥学、鳥類保護、自然環境に関する各賞を受賞している。この本は彼が折々に発表してきた雁関連原稿を一冊にまとめたもの。雁に関する一般向けの貴重な本と言えましょう。そういえば数日前のテレビニュースで「ハクガン飛来」が紹介されていた。体裁面で苦言を言えば、段落落ち(書き出し文の一字下げ、行変え頭の一字下げ)があったりなかったりで、読む度にひっかかったこと。なお、このブログに行変えがないのは、行変えをすると1行アキになってしまうため。(どうぶつ社 2006年刊 1800円) 写真は読了した伊豆大島ロッジで、愛用フィールドなが靴を背にパチリッ…)


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