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ぽっくり様と家鴨のゆでたまご [散歩日和]

 葛西に鳥撮りに行った前日のこと。「おまいさん、逝く時はポックリ逝きたいねぇ」なんてかかぁと話しながら桜吹雪舞うなかを散策に出た。

 8日はお釈迦様の誕生日とかで多くのお寺で「花まつり」。とあるお寺の前で大きな「ゆでたまご」を売っていた。手書きで「矢来のゆでたまご」。テキヤ風オジさんがこう囁いたじゃありませんか。「このお寺はぽっくり様なんだ。昔から身体にいいてんで家鴨のゆでたまごが付きものなんだ」。ポックリ逝きたいあたし達はゆでたまごを食いながら、神楽坂まで足を延ばす大ウォーキング。

 帰宅後、とあるお寺こと榎木町・宗柏寺を検索。ぽっくり様なんてどこにも書いていない。ムキになって検索すればお寺がぽっくり様を否定とか。ならば「家鴨のゆでたまご」の謂れを調べたが、これもわからぬ。新宿の歴史・史跡のことならほぼ網羅「新宿の散歩道」(昭和48年刊)をひもとけど、このお寺と「家鴨のゆでたまご」のことは載っていない。神社じゃないがキツネにつままれたようだった。あなたは「家鴨のゆでたまご」を食べたことがありますか?


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