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裸にてイソヒヨ・ツバメ至福哉 [伊豆大島の鳥たち]

isohiyodori1_1.jpg 元町近くの露天風呂「浜の湯」が大好きです。湯に浸かりつつ沈む夕陽を眺め、古老たちの話に耳を傾ける至福。この時期はそれらに加え、脱衣棟の屋根天辺にとまったイソヒヨドリの囀りが楽しめます。ピョピョピョピョピィヨォ~イ…と♂の囀り。うっとり聞き惚れている頬を、ツバメが掠め飛び交います。かかぁがこう言ったもんです。「おまいさん、池波正太郎の鬼平を読んでいると<ツバメが頬を掠め飛ぶ>というフレーズがよく出てくるんですが、あの表現はホントだったんですねぇ」

 新宿・大久保のマンション7階ベランダから、繁殖のため東南アジアから戻ってきたツバメの、それは見事な飛翔を眺め楽しんでいるあたし達にとっては「頬を掠め飛ぶ」という体験は希有なこと。ここ「浜の湯」では湯に浸かり上気した頬を5,6羽のツバメたちが掠め飛び交っているんです。

 露天風呂にカメラは持ち込めませんから、写真は「赤禿」磯場のイソヒヨドリ♂。この時期、どこの磯場でもイソヒヨドリの囀りが聴けますが、ここは決まった営巣地なんでしょう、いつ行っても♂♀の番(つがい)を見ることができます。そしてツバメを撮るなら岡田港…。


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