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かくして木槿に至る [週末大島暮し]

mukuge2_1.jpg 近年は暑さが酷く、8月の大島は敬遠だが、久し振りに8月下旬に大島暮し。庭に百日紅が、野牡丹が、そして木槿が咲いていた。大島の庭になぜ木槿があるか。

 リゾートアイランドってぇことで最初はハイビスカスを植えた。次にブーゲンビリアを試みた。共に何度も試みたが、冬を越せなかった。最後はそれらに換わって夏咲く花、木槿になった次第。

 今は庭に10本ほどが垣根風に育っているが、これらは都内散歩や仕事のバイク移動中にこの花の色良しと思う小枝を10㎝ほど切り、自宅で挿木で育てたものを島に移植。

 一時はハーブにも凝ったが、丹精しても時に襲う塩害(周囲の山も一瞬に枯葉になるほど酷い時もある)で、島の庭のガーデニングは諦めた。今は海風に強い植物だけが自然のまま繁殖中。庭に芝も張ったが、定住ではないから島に行けば帰るまで雑草取りの苦行。ついに今は島に行く前にシルバーセンターの皆さんに草刈りをお願いするに至っている。

 一昨日の新聞に詩人が木槿について書いていた。「木槿は韓国の国歌、国花。一本の木に朝に咲いて夜に萎む花々が次々に続いて花期が長い。抑圧されても粘り強く抵抗して撥ね返す朝鮮の民族性の象徴となった」。さらに今朝の「天声人語」。「独裁国家でもないのに一党が政権の座にある日本は特別だ。期待し裏切られ木槿のように耐え、今日が政権選択の投票日です。果たして花が咲きましょうか」


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