ひな四羽とくいげ鳰の親姿 [御苑カイツブリ物語]
浮き巣「C」の抱卵中は撮るのを控へてゐたが、動画サイトに2度に亘ってアップされてゐた。花見の雑踏、天候不順も心配だったが、さて無事に孵ってゐるだらうかと久々訪ねみれば、カワセミ狙ひの方が既に6日前頃に4羽誕生を確認されてゐた。遠くて木陰。手持ち400㎜では厳しいが、双眼鏡で観察すれば、まァ、猪のウリ坊のやうな縞模様有り。♂が餌を獲ってくると♀の腹の下から4羽が顔を出す。橙色の嘴を大きく開けて餌をねだる。なかには早くも親に添って泳ぎ出すもゐ、親の背から顔を出すもゐる。
その内に餌を運ぶ♂が戻って来ても、♀の腹から子らは出て来なくなった。♂が手ぶらで帰って来たかと思へど、遠くから撮った♂をパソコンモニターで見れば、必ず川エビ系や小魚を咥えてゐるぢゃないか。きっと満腹になったのでせう。大きくなるに従って明るい所にも出て来て、可愛い姿を撮ることも出来さうです。うれしくなって発句。 「ひな四羽 とくいげ鳰(にお)の 親姿」
2010-05-15 04:23
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