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オナガガモ江戸の粋だね小紋柄 [私の探鳥記]

onaga3_1.jpg オナガガモ(尾長鴨)が好きです。胸から腹一帯の灰色の江戸小紋風をベースに笹状の白黒模様の大きな羽根。この柄の詳細描写は09年11月13日ブログで記しているのでここでは割愛するが、見れば改めて「イヨッ、粋だね」と思ってクローズアップで撮ってしまう。野鳥本には「普通にいる地味なカモ」と書かれているがどうして・どうして…。

 江戸小紋はお上の奢侈禁止令に反発して目立たぬところで贅を尽くすべく職人が技を発揮で発展とか。ネット調べでは山東京伝「小紋雅語」にソノへんが書かれているとか。京伝好きだからぜひソレを読んでみたい。これまたネット検索で「平賀源内展で江戸時代に描かれたオナガカモの絵を見た」の言及あり。化政期の絵師・戯作者好きだから、源内とオナガガモの関係も気になる。

 写真下は♂♀。♂(先頭)の尾があまり長くない。何故かと調べてみれば「♂の尾羽の中央二枚が繁殖期(冬)になると針のように伸びて10㎝ほどになる」とあった。渡ってきたばかりで長くなるのはこれからと納得。日本で越冬中にカップルが決まって、繁殖は北のカムチャッカ半島辺りとか。onagaosumesu_1.jpg


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