冬メジロ蜜で誘(いざな)ふ鳥媒花 [新宿御苑の野鳥]
冬のメジロ、サザンカは最近のブログに登場だが、今回はカップリングでアップ。冬メジロ蜜で誘ふ鳥媒花
「鳥媒花(ちょうばいか、旧仮名=テウバイクワ)」なる言葉を知った。常々、椿や山茶花など昆虫のいない冬に、なぜ花を咲かせるのだろう、受粉はどうしているのだろう…と思っていたが、冬の花の多くは「鳥媒花」と言うそうな。鳥に受粉の任を託した花々。その鳥の代表がメジロなり。慌ただしく飛び交う鳥のカロリーに見合う甘い蜜。花の付き方も鳥が蜜を吸い易い形をしている。メジロはとても大切な働きをしているんだ。そう、伊豆大島は椿の島で、メジロなくして「ツバキオイル」も成り立たぬ。その意では「メジロの島」なり。
今や格安航空などで離島へ行くより海外旅行の方が安い時代。観光集客どん底の伊豆大島は「椿祭り」に併催して「メジロの島」宣言、ユニークな「メジロ感謝祭」などロマンチック展開はいかがだろうか…。島には手塩に掛けた愛すべきオンボロ・ロッジがありながら、格安海外旅行などに比し「島暮し」経費は高けぇなぁと思ってしまう。隠居の身でロッジもある。行けば居着いてもいいワケだが、なかなか腰が上がらねぇ。
2010-12-19 07:08
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