ホオジロや島に帰れと背で誘ひ [私の探鳥記]
ハチジョウツグミの“出待ち”に初撮影地を散策。ホオジロの番がいた。八丈ならぬ伊豆大島のロッジ暮しでは朝も昼も鳥のさえずりに満ち、それは主にウグイスとホオジロ。ホオジロは4~5月に梢頭で天を仰いで唄い、秋には地に降りて薄などの実を啄んでいた。「一筆啓上仕候」と鳴くそうだが、口笛で「ワッツミーTV」と吹けば、負けずに力強くさえずり返してくれる。
頬白は一筆啓上天に鳴き/ホオジロや隈取り面に負けぬ見栄 …すでに島で撮ったホオジロ写真に以上2句を添えている。ロッジを建てて今年で20年。だんだん通う回数が減ってきた。久しく島暮らしをせずロッジ放置の負い目があって<ホオジロや島に帰れと背で誘ひ>。上が♂下が♀。
2011-03-06 06:46
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