SSブログ

いにしへの加賀下屋敷ツグミ舞ひ [散歩日和]

syakutugumi_1.jpg 大震災から鳥撮りを控えて自転車彷徨。日比谷方面に2度。高円寺、和田堀から善福寺公園へ。過日は生まれ育った“十条”を何十年振りに彷徨った。正しくは北区寄り板橋。

 子供時分に柵をくぐり入った冒険の場「東京第二陸軍造兵廠」跡は、帝京大病院をはじめで様変わり。石神井川沿いもきれいな散策路。記憶が辿れぬほどに変化していた。この一帯は造兵廠前は「加賀藩下屋敷」。写真は下屋敷内を流れていた石神井川の桜のツグミ。標準レンズでも鳥は撮れる。

 現住マンション東面は「尾張藩下屋敷」跡。陸軍に接収されて戸山ヶ原、そして今は戸山公園。「尾張藩下屋敷」や「戸山ヶ原」調べに没頭した時期あり。尾張藩下屋敷が13万6千坪の一方、加賀藩下屋敷はなんと21万8千坪の広さ。絵地図を見れば北角から石神井川を引き込んでい、その屋敷外に「御成橋」。殿様が“お成り”で御成橋。御成橋から坂を上った辺りに昔の帝京高校があって、その前辺りが生地なり。昨日、さっそく図書館で「中山道板橋宿と加賀藩下屋敷」なる書を借りた。生地も現住所も下屋敷脇ってぇことは、常に江戸の外れってこと。中心、体制へ斜に構えた性根は生まれつきだな。


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。