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朝鳶がけふは雨読と教えけり [伊豆大島の鳥たち]

tobi1_1.jpg 「朝鳶に蓑を着よ夕鳶に笠をぬげ」という諺がある。朝に鳶が舞ったら雨になり、夕方に鳶が舞ったら明日は晴れるの意とか。大島でも早起きは変わらずで、家人が寝ている間に磯を散歩する。するってぇとロッジ前の磯岩に鳶がいた。鳶は概ね見上げるもんだが、目線より下の鳶とは稀なり。にじり寄ってカメラを構えたら岩から飛び出し(写真)、上空に舞った。

 見上げていると上空で大旋回して戻ってきた。望遠レンズで覗いていると迫ってくるようで、ちょっと怖かった。鳶は眼がいい。坊主頭に髭で白レンズを構えた爺さんをしかと認識したに違いない。カラスは記憶力がよくて警戒すべき人物の風体を覚えているそうだが、果たして鳶の記憶力はどうなのだろう。この日、朝鳶を見て、偶然ながら曇天となって部屋ん中で読書の日に相成候。

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