カラス去りオナガが集く街になり [私の探鳥記]
大島で日々「カラスとトビ」の攻防を見て、新宿に戻れば自宅前で「オナガとカラス」の攻防。カラスが威圧するも、オナガはしたたかに居座っている。先日のテレビが「東京のカラスが甲府市流入」と報じていた。東京からカラスが去り、ひょっとするとオナガ増殖…と思っていたら、番のオナガを援護するように他の4羽が飛んで来て6羽揃う雄姿を見せた。カラス去りオナガの時代が本当に来たりして…。オナガは西日本では姿を消したが、東京では着実に殖えている。
そうこうしてるってぇと、遠くの水道塔てっぺんにカラスが集った。「東京のゴミも管理が厳しくて棲み難くなってきた。俺らグループも甲府に移動すっか」とでも話し合っているような黄昏た風情なり。ぼんやり望む東京スカイツリーも、いよいよクレーン外しが始まるそうで、この写真30分後には左クレーンが低くなった。
自宅窓からの観察でも、それぞれに物語は進行している。街にオナガが殖え、スカイツリーは聳え、少女は大人になり、大人は老いて死んでゆく。昨今、故人になった方々の思い出もある。児玉清さんと日本最初のゴルフ場(六甲)で一緒にラウンドしたこと、長門裕之さんが真鶴マリーナにボートを持っていた時分にボート談義を伺ったことがあった。
2011-05-24 06:36
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