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百本杭からスカイツリー [新宿発ポタリング]

hyapponnkui1_1.jpg 灼熱が収まった一昨日、中チャリを駆って両国・本所界隈から吾妻橋を彷徨うポタリングを愉しんだ。新大久保から下町界隈のポタリングは、まずは下町への下り。神田からはどこを走っても平坦の下町で、とても楽な行程。江戸史跡も多く、お気に入りポタリングコースです。

 今回の主目的は(1)両国公園の「勝海舟誕生地」~(2)海舟が子供の時に犬に金玉を咬まれた重症で、父・小吉が水垢離した妙見寺の勝海舟翁像~(2)8年前に墨田区役所広場に建立された勝海舟像巡り。

 8時前に出発した。多くのツーキニストらが走っている。彼らの自転車と姿を観察するのも愉しい。彼らを真似て20㌅ながら爪先が地に着くギリギリまでサドルを高くした。速度は彼らとそこそこ。今まではミニバッグをサドル下に吊るしていたが太腿後ろに触れるので、今回からハンドル前にセット。入っているのはタオル、ペットボトル、ミニ地図、メモとペン、携帯工具、デジカメの交換電池、携帯、財布、今回のためにグーグル地図からプリントした地図2枚。腰にはベルトに通したポケデジケース。この体制で地図もカメラもスティーブ・マックイーンの早撃ちのように素早く手に持てる。

 まずは靖国通りから神田を経て両国橋へ。橋を渡った所に「両国橋と百本杭」の史跡案内板(写真上)があった。歌舞伎、浮世絵、また時代小説によく登場する「百本杭」。江戸時代は鯉釣りの名所で、水死体がよく上がった場所でもある。「お・お・親分、て・てぇへんだぁ~」と捕り物小説が始まる。芥川龍之介はこの近所の生まれだし、幸田露伴や荷風さんをはじめ多くの明治・大正作家らが百本杭の情景を書いている。位置は横綱町1丁目辺りというから、両国橋の上流の両国駅や国技館前辺りの凸状地形の岸部だろう。さて、ここから数分の回向院へ。鼠小僧の墓が有名だが「山東京伝」兄弟の墓もあって、ちょっと感動した。あらまぁ、走りだしたばっかりなのにすでに長文也。しょうがない、ここから一気に吾妻橋から撮ったウンコマーク・ビル群と東京スカイツリーの観光ショットで終わる。そうだ、浅草寺裏の石段に座って食ったおにぎりが美味しかったこと。明日はやはり回向院の山東京伝のお墓について記さねばなるまい。

unkotree_1.jpg  


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