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秋茜ハート体位で子を殖やし [花と昆虫]

akiakane2_1.jpg 昨朝、ベランダに指程の太さ、長さ6㎝の不気味な生物が蠢いてい、ギョッと立ちすんだ。恐々と観察し写真に撮り、触らずに植木鉢に捕獲。新宿副都心はマンション7階のベランダにもプリミティブ(原初)はそっと忍び込む・・・。

 カメラ液晶を観つつネット検索。スズメガ科オオスカシガ(大透翅蛾)の蛹(さなぎ)前の姿か、茶色型幼虫らしい。クチナシの葉を数日で食い尽くす芋虫。だが、成虫になれば、深夜に奇怪なカラスウリの花にホバリングしつつの吸蜜・受粉する幻想の蛾。殺すのは惜しく、マンションを出て道路脇緑地に放した。不気味ゆえ写真消去せり。

 で、こちらは可愛いアキアカネの交尾。昨夜、数分観ただけのテレビで確かな記憶ではないが、昆虫学者がトンボは古生代後半からの生物で、4枚の翅が自在に動き、現代人の叡智技術も及ばぬ複雑自在な飛翔が出来ると言っていた。次にトンボの交尾について語り出したところでMCに話を中断された。実はあたしもアキアカネを撮ったばかり。連結しているのは交尾ではなく、ハート型になって初めて交尾とか。蜘蛛と同じく特殊な生殖器。受精後の産卵も他のオスに受精卵を掻き出されぬよう連結したままだったり、上空で見張っていたりするとか。

 花や昆虫や鳥や月や宇宙やのプリミティブに比し、あたしも含め人間は、日々なんと下らんことばかり考えているんだろうと思った。あなた、昨日、何を考えていました?


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