跪き崇め撮らすやイヌフグリ [花と昆虫]
昨日の「キブシ(木五倍子)」に次いで、これまた変な名の「オオイヌノフグリ(大犬陰嚢)」。日本のイヌノフグリは淡いピンクの3~5ミリの花で、その数ミリの実が犬のふぐり(陰嚢)に似ているそうだが、絶滅危惧種で滅多にお目にかかれない。比してこのオオイヌノフグリはヨーロッパからの帰化植物で大繁殖。その実は、それほど犬のフグリに似ていないそうな。この季節、その淡いブルーの花が一面に咲いている。一日花らしく、散っては次々と次の花が咲く。
小さな植物だから、花を撮ろうとすれば地に膝をつけ、さらに這いつくばるようにしないと撮れない。大繁殖のオオイヌノフグリより、むしろそんな恰好で写真を撮っている人の方が珍しい、可笑しい。<跪(ひざまず)き崇(あが)め撮らすやイヌフグリ>
2012-03-23 08:56
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