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小判色銀杏並木も散りぬるを [新宿発ポタリング]

icyou2_1.jpg 伊豆大島のボロロッジが、あの台風26号で破壊されていないかを確かめに島に渡った。数日の滞在。少しは庭仕事をしたが、島は車社会のドア・ツー・ドア。足が萎えたんで久し振りに東京で自転車に乗った。

 

新宿御苑沿いに外苑西通りを右折。慶應病院横の橋(歩道橋)を渡って、「長崎ちゃんぽんの水明亭」脇から銀杏並木を走った。青山通りを横断して、青山墓地の真ん中道を走る。明治維新の外人墓地を抜けて西麻布二丁目へ。猪瀬直樹事務所前に警官が立ってい、自転車で前を走れば、なぜか「御苦労さま」と挨拶された。ここから青山のファッション街を抜け、表参道から明治通りで新宿へ帰還。このコース、ちょっとお気に入り。

 

あたしのブログは目下、今年1月に記した猪瀬直樹『ミカドの肖像』検証シリーズ(全25回)にアクセスが多いが、ここでは「銀杏並木」で駄句。眼にも鮮やかな小判色に色づいたが散るは一瞬。「あぶく銭は身につかず」と詠んだ。猪瀬直樹の金銭欲、出世欲、名誉欲(本田靖春遺作『我、拗ね者として生涯を閉ず』に記された忠告)で得たものも「散りぬるを」となりましょうか。


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