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伊豆大島のニューファミリー層 [週末大島暮し]

map1_1.jpg 今回の大島シリーズは、島を去る前日5月10日に「ぶらっとハウス」裏の多目的広場で行われた「春の軽トラ市」見聞記で終える。これは中古の軽トラ販売市ではなく、軽トラによる30ほどの模擬店集合お祭りだった。

 行ってみて、まぁ、眼を丸くした。子連れの若い夫婦らで大賑わいなのだ。今は東京の祭りでも高齢化・少子化でジイさんバアさんばかりなんだが、同イベントには若さが溢れていた。主催は北ノ山青年会だが岡田の青年会も一緒らしい。

 3月のブログに<大島町も「消滅可能性町」>と題して「日本創生会議」のデータを紹介し、大島で若い女性を観たら神々しく、赤ん坊を見たら宝物と思える~と記した責任上、この「軽トラ市」に溢れた若さに言及しなければいけないだろう。島のよそ者で僭越ながら、ここで見た大島ニューファミリー層についてちょっと考えてみた。

 北ノ山、岡田地区は土地が平らで、かつ安い。若いカップルが両地区に続々と持ち家を構えているらしい。しかもこの辺の都道沿いには三軒のスーパーマーケット「げんろく」「八木商店」「さむかわ食賓館」があり、島のドン・キホ-テこと「やすとく」もある。大島空港寄りには野菜即売場「ぶらっとハウス」もある。小・中学、高校も近い。改めてこの地区が大島で最も生活便利な地区になっていたことを認識した。

 この変化は、大島広報誌の人口統計からも伺える。島の南部・北部の人口減が目立ち、今は「北の山+岡田」の人口が元町に肉薄している。広報誌の「お誕生おめでとう」コーナーでも、春の新生児5名中4名が「北ノ山」だった。差木地の保育園定数が減少して、北ノ山保育園定員が増員されている。

 広報誌は町別人口だけではなく、町別年齢層比も発表したら、興味深いデータになるような気がしないでもない。大島滞在の最後に楽しんだ「軽トラ市」(北ノ山や岡田の青年会主催?)で見た島のニューファミリー層に明日の大島の若さ、希望、パワーを感じて、とてもうれしくなってしまった。


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