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ふん、モネ展なんか行くもんか! [スケッチ・美術系]

sanpokasa2_1.jpg 絵の初心者のあたしが、まず最初に勉強すべきは印象派かしら。その意では都美術館「モネ展」は絶好の機会。だが混み合って行き気もしない。加えて事件レポーターやお笑い芸人やらまで動員して集客を煽る日テレ映像が流れてイヤになった。ふん、そんな美術展なんぞ行くもんか。

 そこでモネやルノワールと同じ画塾仲間だった「アルフレッド・シスレー」展(練馬区立美術館)へ行った。同展キャッチフレーズは「印象派、空と水辺の風景画家」。モネやルノアールらがそれぞれの〝印象派〟を進化させたが、彼は頑なに〝印象主義的風景画〟を描き続けた。短い筆触でチマチマと書き込まれた風景画。同じ短い筆触でもモネやスーラのように光も大気感も感じられず、ゴッホのような生命力も感じられなかった。

 その後、自転車で新江戸川公園へ行き、裏山を登って「永青文庫・春画展」を覗いた(感想は後述)。その帰り道の早稲田・古本街で1969年刊の画集「モネ」「モネと印象派」2冊800円を見つけた。ディバッグにも収まらぬ超大判「39.4×31×3.2㎝」。店主が「どうしましょ」と笑う。ビニール紐で括って自転車のハンドルに吊って帰宅した。さらに図書館でダッシェン・ビッグアートシリーズの画集「クロード・モネ」も借りた。この三冊で即席モネ勉強なり。

 簡易模写が絵を描くにプラスとわかっているので今回もしませう。簡易模写ゆえ簡易な水彩、ミニサイズで模写しよう。さて、どの絵にしましょうか。1875年作「散歩、日傘をさす女」を選んだ。モネは女が右向きのを含め多数〝日傘の女〟を描いている。描き始める前はどうなることやらと思ったが〝それ風の模写(カット絵)〟になった。


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