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いつかは〝海〟のスケッチを~ [スケッチ・美術系]

umi3_1.jpg 小松崎茂の幾冊かを図書館より借りているので、「ゼロ戦」に続いて他に何かを模写してみようと思った。だが人殺しの戦車・戦闘機・軍艦などを描くのは気が進まない。そこで軍艦に描かれた〝海〟部分を模写してみようと思った。

 波は、昨年春に山東京伝『江戸生艶気蒲焼』原文(くずし字)・挿絵(浮世絵)の筆写をした時に、同じ筆ペンで葛飾北斎『神奈川沖浪裏』を模写したことがある。伊豆大島の磯沿いにロッジがあるから〝海・波〟は馴染んでいる。何時間眺めていても、飽きない不思議さがある。

 いずれは波主役のスケッチ(写真では何度も撮った)もするだろうから、小松崎茂の絵を参考に〝海・波〟の描き方にも慣れておこうと思った次第。最初は模写だったが、描いているうちに原画から離れて、勝手に荒れた海になって行った。(波の脈筋を捉えると海が描けるような気がした。今度船に乗ったら、その脈筋を素早いスケッチで捉えてみよう。)

 芝浦~大島間のジェット艇船窓から海を見ていると、こうした波間に海鳥が、時にトビウオが飛び交う光景を観ることができる。写真・動画は別にして、絶え間なく変化する(表情を変える)海・波のスケッチは〝描いても・描いても〟切りが無いだろう。


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