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股間探求(悪玉踊り10) [北斎・広重・江漢他]

akudama113_1.jpg スパッツ(レギンス)から赤フン、そしてレオタードヘ。とは言ってもそんな姿の女性を実見した経験なし。前回「腋の下」辺りの人体構造をお勉強したので、今度は股間辺りのお勉強。

 下腹部は骨盤に収まっている。骨盤は大腿骨と繋がっている。また骨盤は脊椎(せきつい)下部の腰椎(ようつい。5つの骨が椎間板を挟んで連なっている)と繋がっている。その腰椎は仙骨と結合し、仙骨下部は骨盤後方の尾骨になっている。己の腰回りをさすれば大腿骨の出っ張りがあり、その上に腸骨稜の曲線出っ張りがある。肛門後方を探れば尾骨も確認できる。

 かく真面目に北斎「悪玉踊り」を描いているのだが、北斎先生の絵には手抜きもある。ちなみに(36の図)は左手が理解不能の位置にあり、左足の指も逆だったりもする。先生は相当にくたびれていたか、急ぎ描きをしたか、はたまた彫師の雑仕事か。そういえば北斎は確か養子となった鏡磨師の家を飛び出して、木版彫師の弟子修行の経歴もあった。


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