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iPhone手描きが〝文鎮化〟 [暮らしの手帖]

kyakuhiki_1.jpg 「iPhone」の〝手描き〟にハマったと記したが、面白いことはそうそう(然う然う)続かない。保永堂版の「御油(旅人留女)」の絵が面白かったので、それを描いてみようと思った。こんな感じの凄まじい客引きで、気の弱い小生は江戸時代の東海道は歩けそうもない。

 ご覧の通り上手に描ぬゆえ、より上手にと再トライ。画面をピンチアウト(拡大)して細部を描いていたら、なんと絵が固まってしまった。押しても、擦っても、叩いても、ウンともスンとも動かない。スマホを手にして十日足らずで早くも故障か。メーカー窓口に持ち込む他はなかろう。

 スマホが固まった数日後に、思い切ってAppleサービス窓口へ電話をした。相談しつつ己のスマホの「メモ」をタップすれば、なんということでしょう、あれほど頑固に固まっていた画面が消えていたじゃないか。どうやら過負荷が原因で、デジタル内部で勝手に時間をかけて問題を処理したらしい。

 スマホで絵を描く時は〝固まらない〟ように簡略の線・色に限るのだろう。スマホやタブレットが固まることを〝文鎮・文鎮化〟と云うそうな。そんな言葉を知らぬまま、スマホが文鎮化した間に「池袋西口古本まつり」へ行った。読みたい本は少なかったが、毛筆系書籍の間に埋もれていた〝文鎮〟を買った。

 家に戻って文鎮を机へ置けば、妙に定まった。机の佇まいが整った~とでも云うのだろうか。えらく気に入って、また新たな文鎮を買いに行った。(続く)


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