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鬼平・志ん生・荷風と絵 [スケッチ・美術系]

onihe2kaime.jpg もう少しWindows「ペイント」に慣れようと、再び中村吉右衛門の〝鬼平〟を描いてみた。似る似ないより「ペイント」使いに慣れること。

 池波正太郎『鬼平犯科帳』を読み始めたのは何時からだろう。ちょっと仕事に、生きることに倦み始めた五十代の頃か。

 これはかかぁも夢中になって、次から次へと読んでいって、文庫本すべてを揃えた。あたしは一回読めばいいのだが、かかぁは繰り返し読んでいる。中村吉右衛門のテレビ〝鬼平〟も繰り返し観ている。

 そんな歳になってくると永井荷風も読みたくなってくるらしい。早稲田の古本街で全集を購った。駄句を始めたのも荷風句を真似たくてのこと。荷風全集は今も本棚から引っ張り出して読んでいる。

 晩年になると「古今亭志ん生、志ん朝」の落語が聴きたくなってくると誰かが言っていた。随分と前に「志ん朝」のカセット全集を購い、志ん生はダビングで揃えたが、目下のところまだ聴きたいとは思わない。

 一昨年から絵を描き始めた。ヘタなりに面白い。動けなくなったらベッドの上で荷風を読み返し、志ん朝を聴き、絵を描いているかもしれない。そのためにも、絵はもうすこし上手にスラスラと描けるようになっていたい。むろん、そんな時は〝デジタルお絵描き〟ではなくクロッキー帖に鉛筆、ペン、水彩だろうなと思っている。 


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