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フィニッシュは花弁を撮って名を尋ね [花と昆虫]

natuzaki1_1.jpg ゼラニウム系に関心なしも、昨年某日、マンション上の階のご夫人が「いつも上から花びらを落としてすみません」と、この花を持参した。花がきれいだったので、ベランダの植え込みに三本を突き刺しておいた。それが根付き、春にグンと伸びて開花。間もなく満開を迎える。

 花と葉の形状からペラルゴニウム(フウロソウ科)、別名ファンシーゼラニウム、和名はナツザキテンジンアオイ(夏咲天竺葵)とわかった。四季咲のゼラニウムに比し、花期は春から夏。花はゼラニウムより大きく豪華。計5弁の2弁に斑あり。葉は縁に細かい切れ込みがあってプラスチックのように硬い。

 ゼラニウム系には無数の品種あり。「雄性先熟」で品種改良が容易なのだろう。「夏咲天竺葵」にも多彩な花弁ありで、それぞれに名が付いているらしい。品種改良種多数とは交配の繰り返し。

 花と人を比すべきではなかろうが、小生の祖父母は埼玉と新潟出身で、養女の母は新潟出身で神奈川県出身の父を婿に迎え、小生は板橋で生まれた。小生の妻の父母は青森と富山出身で、妻は新宿生まれ。小生らの息子は新宿育ちで、徳島のお嬢さんを嫁にもらった。人もそれぞれが太古から果てしない出会いの繰り返しを経て現在に至る。

 これにて「夏咲天竺葵」のマクロ撮影シリーズ終わり。次回は島通いの友人がブログ「つくって、つかって、つないで」で、それは素晴らしいニュースを教えてくれたので、それを記す。


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