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花芯の秘ひとに叶わぬ自家受粉 [花と昆虫]

jyufun3_1.jpg この花は「雄性先熟」らしい。まず先にオシベが花粉を出す。その後でメシベが伸びてきて受粉。妙なるタイミングでの「自家受粉」。ネットには「自家受粉」を避けるべくの時間差と記した説明もあった。どちらが正しいのか門外漢ゆえわからない。とにかく虫媒花(ちゅうばいか)でも風媒花(ふうばいか)でもないらしい。

 「雄性先熟」には魚ではクマノミ、植物ではヤツデ、キキョウ、リンドウなど。植物は多彩な繁殖法を有すが、人間の繁殖法は一つゆえに良くも悪くもなる。日本の現出生率は1.46。50年後の人口は8千万人に減少するらしい。

 昔は子沢山家族が多かった。ちなみに現読書中「岸田劉生」の父は、青山外人墓地シリーズのジョセフ・ヒコで登場済。ヒコが横浜で発行「海外新聞」の編集を手伝ったのが劉生の父・岸田吟香で、彼がヘボン博士の和英辞書印刷のために上海へ旅立って、ヒコの「海外新聞」は27号で休刊した。

 岸田吟香はその後「東京日日新聞」記者や諸事業展開。40歳の晩婚で、それから男女各7名14名もの子を設けた。その9番目の子が岸田劉生。劉生の子は「麗子像」で有名。

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