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東京ベイを経て島へ〈2017‐2〉 [週末大島暮し]

takesibax_1.jpg 前回、汐留を含む浜松町地区の近代高層ビル化を再確認したので、次は東京ベイゾーン(臨海部)も知っておこうと思う。

 まずは竹芝桟橋対岸の(勝どき地区)の特異な外観のビル2棟が気になる。これは平成20年(2008)竣工の58階建て分譲マンション「THE TOKYO TOWERS」。あの外観はヨットの帆をイメージとか。竹芝より海に出てから、この絵のビル右角から両面を見れば、確かに三角形のセールが膨らんだ形になっている。

 その左は「勝どき東地区再開発」中のA1棟だろうか。他にA2棟、B棟も建築中らしい。勝どき地区の北側は「月島~佃島」で巨大高層マンション群林立風景は有名。ついでに記せば、佃島の対岸が東京湾汽船当時の霊岸島発着場。東海汽船はそこから芝浦桟橋、月島桟橋を経て現在の竹芝桟橋に至った。

 勝どきの沖側が晴海埠頭。現在確認出来るのは「晴海客船ターミナル」だけで、目下はオリンピック選手村は基礎作り段階か。その先が混迷深める豊洲市場。小生の記憶が正しければ、平成3年ロッジ建設時の七島海運は、この豊洲埠頭にあったように思う。

 さらに先は「有明コロシアム」が写真で確認できるゆえ有明地区。ここに有明アリーナ(バレーボール等の屋内競技場、竣工費360億)、アクアティックセンター(水泳等、竣工帆470億円)が建設らしい。東京ゲートブリッジ際では揉めに揉めたカヌー競技他。お台場がトライアスロンやビーチバレー。東京ビッグサイトでは各種室内競技、夢の島葉バトミントン、バスケ、アーチェリー、馬術など。

toukyobey2_1.jpg 昭和39年(1964)の東京オリンピックの時は小生二十歳。〝東京がうるさくなってきたから〟と友人と伊豆へ遊びに行った。そんな小生ゆえ「よくもまぁ、巨費(税金2兆円?)を投じて、とんでもないことをしてくれるなぁ」の感が否めない。

 それだけの金があればアレもコレもできように。厳しい格差社会になって最新建造物、高層ビル街にまったく無縁の取り残された人々は膨大で、対策遅れが山積みだろうに。

 さて、レインボーブリッジ(平成5年開通)下から東京ベイゾーンを過ぎ、東京湾を出れば、伊豆大島は目の前。1年間放置したロッジは「ライフライン」全滅で、スケッチをする余裕もなかった。帰京後、竹芝桟橋の写真から、島通いの友人からいただいた「Cotoman Travellers24」(固形水彩24色、筆入れ、スケッチブック収納の旅行スケッチセット)でお絵描きに相成候。

 風景画は苦手だなぁ。美大出の友人は「クロッキー帖(コピー用紙風の紙)に水彩画は無茶だよ。ヘロヘロに波打っちゃうだろ。ちゃんと水張りした水彩用紙に描きなさい」

 下写真は「世界貿易センタービル・最上階展望台」から東京ベイゾーンを撮ったもの。午前中は都心部が順光で、臨海は午後が順光。観覧料大人620円(高齢者500円)。次はロッジ1年間放置が、いかに無残なことになるかのご報告。 

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