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机上〝文鎮動物園〟 [暮らしの手帖]

buntinzu_1.jpg 「明窓浄几」は〝まぁ〟として「古鼎宋硯」の「鼎」は若い時分に通った新宿伊勢丹前の地下酒場。墨汁+筆ペン+コピー紙で「〝硯〟もほろろ」。窓外は「奇峰遠水」ならぬコンクリート建築群の遥か先に東京スカイツリー。

 かく「文房清玩」とは程遠い机上に〝ガラクタ文鎮〟増殖中。机には万年筆4本、無数のボールペンや絵筆もある。それらに各々の使い勝手があるように、文鎮群も夫々の役目と思い出がある。

①文鎮初入手の鶏。1000円。(池袋古本まつり):書道系書棚で発見。机の佇まいが妙に整う感じで、初めて文鎮を認めた。従来の「習字セットの金属棒」を捨て文鎮集めが始まった。この「鶏」はつまみ易く、文庫本などの見開き押さえなど稼働多し。

②牛。1500円。(池袋古本まつり):形悪く期待ゼロも、ズシリッと重い鉄の塊でお気に入りに。キーボードを立て掛け置く場合、この「牛」でビクとも動かぬ。

③鯉。2500円。(代々木公園の大江戸骨董市):絵を描く時、分厚い本の見開き押さえに稼働。この種の文鎮は数万円の工芸品級をよく見かけるが、これは某学校ノベルティー。

④仕掛け鍵の亀。2500円。(花園神社骨董市):仕掛け鍵で尾の錠が外れる。面白いので机に居る。インド製。

⑤銭山に乗る亀。1500円。(護国寺骨董市):小生の文鎮は粗悪品が多いが、これは細部まで精緻。小さく摘まみ易いのでメモなどにマメに使っている。

⑥REGALウエスタンブーツ型ペン立て。500円。(代々木公園の大江戸骨董市):同じのがヤフオフで6800円也。この種の骨董値はあってないものと教えてくれた。

⑦虎。800円。(花園神社骨董市):ウォーキング途中でつい手が出た。期待ゼロも意外に重くて気に入った。小生の文鎮価値は形より重さが肝心。

⑧象形文字の山。300円。(国際フォーラムの大江戸骨董市):女房がチェスト上に敷く正月、クリスマス用の金糸刺繍の帯が欲しいってんで、初めて骨董市に連れて行った。2千円の帯を5本購入。そのついでに買った。

⑨古代刀貨レプリカ。2500円。(護国寺骨董市):骨董市でよく見かけるが、本物とレプリカの違い不明。先日の司馬江漢調べでは数冊を見開き読み較べの際に大活躍。

⑩滑車付き分銅。1300円。(国際フォーラムの大江戸骨董市):「これは何だい」「こんなモン買ってどうすんの」「文鎮替わりになるかなと」「へぇ、そんな使い方もあるんだ。200円引きで持って行きな」

⑪象。1200円。(富岡八幡宮骨董市):画集を見開きで立て掛け鑑賞する時の押えになる。他にドアノック用装飾金具も買った。

⑫龍。2000円。(代々木公園の大江戸骨董市):これも重いのがいい。★机上ガラクタは12個まで。新文鎮購入で机上隠退の入れ替え制。

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