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東京の空を震わせ急降下 [暮らしの手帖]

hikokigumo_1.jpg 我家上空を飛ぶジェット機を撮った後で、東京上空の物騒な「羽田新ルート計画」(国土交通省)があるのを知った。ネット公開の同省「羽田空港のこれから」や新聞報道などから、その概要を記してみる。

 昨今の国際線増便によって、オリンピック開催時までに東京上空を縦断して羽田A滑走路、C滑走路への新ルートを設けるというもの。

 C滑走路への新ルートと高度は、赤羽先で左旋回し(1200m)~池袋~新宿(900m)~渋谷(400m)~品川(300m)~C滑走路へ。

 A滑走路への新ルートと高度は、浦和~新宿(900m)~恵比寿(400m)~品川(300m)~A滑走路へ。

 新宿の我家上空は先日記した北側の空(写真)を、羽田~船橋辺りで左旋回した飛行機、成田上空で大旋回したジェット機らが西方向へ約7千m上空を飛んでいる。加えてオリンピック前頃からは、我家南側の空を羽田へ降下しつつ(当然のこと爆音を地上に轟かせつつ)1時間に数十便のジェット機が飛ぶらしい。この新ルートは南風が吹き始める3月頃から国際線需要集中の午後3時~7時に限って、多い時で1時間に30~40便が飛ぶらしい。

 新宿都庁243mの上657mを飛び、先日散歩レポートした秋に開業「渋谷スクランブルスクエア」(45階展望施設230m)辺りから恵比寿上空へ一気に地上400mまで降下で、品川では東京タワー(333m)より下を飛んで着陸態勢に入るらしい。「大井競馬場」や「東京湾野鳥公園」辺りは240~210~150m。

 新聞には、品川区のマンション20階住民の「生活が激変する」というコメントが紹介されていた。すでに反対運動も展開らしいが、もはや日本は国民が知らぬ間に空母を造り(改造して)、F35Aと垂直着陸可能なF35Bの計105機の1兆2千億円購入(先日のテレビでトランプがサンキューと言っていた)とか。〝立憲民主国家から一党独裁国家の美しい日本〟になって、なんでも強行採決で決まる国になっているゆえ、政府が国民の声を聞くこともなかろう。

 なお上記の国土交通省「羽田空港のこれから」には「羽田新ルート・第5フェーズ(段階)説明会」の各地予定も公開されている。ちなみに新宿では2月8・9日に新宿駅西口広場イベントコーナーで行われるらしい。詳しい新ルートや高度、説明会日時は同サイトをどうぞ。オリンピック開催頃には、東京上空では各国ジェット機が羽田へ急降下する華麗なショーも加わり、益々楽しみなオリンピックがやってきます。

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