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安価トレス台入手 [スケッチ・美術系]

trace_1.jpg 昔々、デザイナーだった頃に「ライトボックス」を持っていた。当時の写真原稿は35ミリか6×6フィルムで、ライトボックス上でルーペ覗きつつの写真選びだった。

 写真のトリミング、切り抜き指定もライトボックス上の作業。対角線による拡大類似形の輪郭線アタリで、ほぼ正確な拡大図も描けた。

 そのカラーボックスを永い間持っていたが、コード劣化の危険に及んで捨てた。併せてデジタル時代。写真原稿もデザインワークもパソコン作業で、カラーボックスの必要もなくなった。

 隠居後に〝お絵描き遊び〟を始めたら、漫画家のようにトレース台(ライトボックス)が欲しくなった。彼らの作業を見ていると、ラフスケッチから下描き完成へは、トレース台を使って本番紙に決定線で写し描いている。またデジタルお絵描きならば、写真資料やラフスケッチから透ける仕掛けで仕上げている。

 かくして「トレース台が欲しいなぁ」です。しかし価格は数万円ほど。漫画家・カメラマン・絵描きでもなく「ブログ挿絵」程度ゆえに、より安価なものをとネット検索で2,399円製品(写真)を入手。A4サイズ、超薄型、電源はUSBケーブル。届いた箱にA4ペラの英文説明書。多分、東南アジア製だろうが充分に使えそうです。

 だが〝お絵描き〟は現地スケッチ、写真を見ながらでも、鉛筆ラフから次第に正しい(デッサンの)線を決めて行く過程に〝お絵描きの愉しさ〟の一つがあるんですね。なのに、この便利道具で安易に輪郭アタリを写すと、その歓びがなくなってしまう気がしないでもない。だがまぁ、楽をした分、その先でアイデア発揮という手もあろう。上手に使えば〝隠居お絵描き遊び〟のミニ革命になるかもです。

 昨日のテレビで「カラー筆ペン、消せるカラー蛍光ペン」が紹介されていた。トレース台でこれら新文房具で一気に描くってぇ~手もありそうです。(メモ:今日は新宿歴史博物館、毎日曜3回「戸山荘(尾張藩下屋敷)」講座第1回目受講日)

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