カワセミのミニ知識 [野鳥関連本]
石神井公園でカワセミにレンズを向けた際、隣の双眼鏡のご婦人が「あらっ、オスね」と言ったもんだ。あたしはカワセミ中心の鳥撮りではなく、そこに居れば撮るという程度の関心だったから、ご婦人の知識と観察眼にちょっと驚き、自分の知識不足に少々焦った。帰宅後に図鑑を見れば「メスの下嘴の半分は概ね赤橙色」とあり、このカワセミの上・下嘴は黒くてオスに間違いなしと確認した。新宿御苑を大木戸門から出た所に新宿区民ホールがあり、7階に区立四谷図書館がある(9階モスバーガーから眼下にする御苑の景色は素晴らしい)。先日、御苑の鳥撮り帰りにここへ寄って野鳥本を一挙8冊も借りた。
矢野亮「帰ってきたカワセミ」(地人書館刊)でにわか勉強をした。得たミニ知識は以下の通り…。調子がいいと年に2度繁殖する。巣は赤土の壁。1回目の巣作りはオス、2回目は♂♀共同作業。オスは巣に来たメスに盛んに求愛の餌のプレゼントをする。1日平均10回で約14日間の求愛給餌を行いつつ交尾。平均6、7個の産卵(4~7月)後、共同で抱卵。約18日で雛に孵る。育雛期は約23日。給餌はオス中心。早朝と夕方(15~16時)が活発で、巣立ちは5~8月とか。
2009-01-16 09:05
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