秋高し聳えるツリーの遠目佳し [東京スカイツリー]
写真は10日前に清澄公園から撮った東京スカイツリー。新大久保マンション7Fからの写真に比し、当然ながら細部がクリアーに写っている。第二展望台や天辺を工事中かしら。ほぼ500mに達したツリーは、鳥撮りで外出する度に「おぉ、ここからも見えるぞ」としばし空を仰ぐ。今は業平辺りの基部へ行くより遠目の方が見応えありか…。
巨大な建造物や大自然が良いのは、人を謙虚にすることのように思われる。俳句の「わび・さび・しほり・ほそみ」ってぇのも、人って小さい、儚い、無常の謙虚意識が「扉」になっている気もする。也有翁の「鶉衣」の「六十齢説」の句「六十てふ身や夫だけではぢ紅葉」がこう教えてくれる。「お前ぇも六十(むそぢ)てふ(と言ふ…の変化形)と齢を越えた隠居の身。それだけで恥ずべきことが多くなっているんだから、もっと謙虚に目立たぬようひっそり生きるがいい」。
2010-11-15 07:31
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