小正月はぐれコガモの池広し [新宿御苑の野鳥]
今年の新宿御苑の水鳥様相異なり。「玉藻池」のキンクロハジロの群れが姿を消した。それに比し「中の池」にマガモ40羽ほど、「上の池」木陰のオシドリが40羽ほど。少々のカルガモと当池繁殖のカイツブリ。鳥への関心は3年で「例年」とはおこがましいが、鳥相はかくも不安定…。
マガモは今まで入っても、すぐに何処かに飛び立ち、春になって10羽ほどが再集結して飛び立っていたものの、今年は40羽ほどが居付いている。オシドリも増えている。それに比し明治神宮「北池」のオシドリが少ない。こちらに集合したか。「上の池」の向こう岸木陰は人が寄れぬ場所でドングリも多いだろうから安住の越冬地。木陰で大はしゃぎのオシドリを背に、今まで御苑では見ぬコガモ(新宿御苑で撮った野鳥36種目)が一羽、寂しそうにしていた。
コガモは概ね小群でいるから、仲間から逸れた個体だろう。そういえば昨年、水鳥など来ぬ戸山公園の小さな池にオシドリが一羽はぐれ来て、数日滞在したことがあった。あのオシドリは無事に仲間の処に帰れたのだろうか。
2011-01-16 07:07
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0