繁殖へ創痍カラスの哀しさや [私の探鳥記]
朝6時前からカラスが鳴いている。1週間ほど前から、翼が一部白化のカラスが眼に入っていた。昨日の朝、そのカラスを撮ってみようと思った。見ていたら、枯れ木から俄かに新緑に変った欅に巣を作っていた。撮った写真をみれば、翼は白化ではなく初列~次列風切の元半分の羽が抜けて羽軸のみ。翼を広げると空が透けて見えていたのだ。怪我か疥癬か?繁殖するには身体も細い。満身創痍の♀だが♂を誘うように交尾を始めた。♂が針金ハンガーを運んでいた。
そんなカラスの営みを観察していたら、行政改革も出来ずに借金まみれ、その上に未曾有の地震・大津波と最悪原発事故に襲われた日本も、まさに満身創痍だと思った。力を結集できぬ政治家たち。都内では区議選が行われているがなんという空しさよ。
2011-04-22 06:44
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