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カイツブリ八重を見ながら抱卵し [御苑カイツブリ物語]

nio1_1.jpg 新宿御苑は「寒桜とメジロ」から「人混み・喧噪のソメイヨシノ」。そして落ち着いた風情を取り戻して「八重桜とカイツブリ抱卵」へと季節が巡った。

 カイツブリは留鳥ゆえ季語さまざま。そのまま「カイツブリ・鳰(にお)」と詠めば冬。「鳰の浮巣」ならば夏。「息長鳥(しながどり)」や「八尺鳥(やさかどり)」と詠めば四季。芭蕉は<五月雨に鳰の浮巣を見に行む>で季重ね承知。あたしも自然そのまま八重桜とカイツブリを並べた。

 抱卵時期は約20~25日。昨年は5月9日頃に四羽の雛が孵り、題して「御苑カイツブリ物語」として微笑ましい育雛(いくすう)光景を真夏前まで愉しませてもらった。昨年の浮巣は木陰だったが、今年は池ん中にポッカリ浮いて晒されている。さて、あの可愛い縞模様の雛らを眼にすることができるだろうか。


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