ホオジロはメール時代を知らず鳴き [伊豆大島の鳥たち]
五月の大島ロッジはホオジロの高らかな囀りが絶えなかった。この時期が繁殖期なのだろう。概ね梢頭で囀っていて、その姿はすぐ分かる。囀りは「ワッツミーティヴィー」と聴こえるも、古くからは「一筆啓上仕候(いっぴつけいじょうつかまつりそうろう)」と鳴いているそうな。今は滅びの「候文」。♂の高らかな囀りに、眼の前に♀(写真下)が飛んできた。
今は「一筆したためる」は失われてメールの時代。実は昨日、携帯を「au」から「dokomo」に換えた。今まで大島で使えるのは「au」だけだったが、今回の大島暮しで「dokomo」が超鮮明になった。「au」は経費計上し易く法人登録していたので、その解約の面倒なこと。身分証明書、会社謄本、会社実印、さらには名刺を求められた。なぜ「名刺」なんだ・・・。「吹けば飛ぶよな身」ゆえにワープロ作成のコピー紙名刺を出せば、「そんなの名刺じゃないよ」と笑う。名刺なんぞ千円もだせば刷れるのに、「au」は名刺にこだわる。とまれ「dokomo」になって番号もアドレスも変った。携帯持たず主義のかかぁにも「らくらくホン」を持たせた。着信音が鳴るたびに大騒ぎ。
2011-05-18 05:43
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